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絵画のような繊細さを持つ「有機ELテレビ」

次世代テレビ「有機EL」

液晶テレビの視聴時、「映像が白っぽい」「白の部分が眩しくて目が疲れる」など違和感を感じたことはありませんか? 液晶画面から放たれる強力な白い光は画面全体を白っぽくさせ、画質を悪くさせたり、目を疲れさせたりと問題を引き起こさせています。

そこで今回、絵画のような繊細さを持つ次世代テレビ「有機EL」をご紹介したいと思います。

「有機EL」とは?

液晶テレビは、白色のライトを照射し色を付けて映像を映し出しているので、画面全体の白っぽさや白色部分の眩しさに違和感を感じたりします。さらに、強い光の照射により電気代の負荷となってしまいます。

しかし「有機EL」は、すでに光に色が付いているので、強い白ライトを当てていません。それにより画面が白っぽくならず、眩しくもならず、まるで絵画を見ているような繊細な映像となるのです。

私が初めて液晶テレビの映像を観た時は、黒色の箇所が白っぽく、白い色に眩しさがあるような違和感が感じられました。しかし、始めてみた有機ELの映像は白っぽさの感じられない、まるで絵画のような繊細さがあったのを覚えています。

薄型テレビの表示方法

基本的に薄型テレビはかなり小さい赤・緑・青の光を明暗調整し、それを大量に組み合わせることで映像として映し出されるのです。

液晶テレビは、赤・緑・青の色フィルターを白のライトで照らし、さらに「液晶」にて明暗の調整がなされます。

有機ELは、色自体を光らせているので白っぽくならず、眩しくならず、まるで絵でも見ているような映像となるのです。厚さも、白いライトやフィルターが無くなることで、かなり薄型なテレビとなります。

まるで下敷きのような有機EL

有機ELテレビの厚みを極限に薄くすると下敷きのような折り曲げ可能な状態となり、テーブルや収納棚などの家具はもちろん、壁や窓などへの貼り付けが可能となるのです。

丸められるテレビなんて画期的ですね。天井に貼り付けて寝ながらテレビを見られたり、窓や道に貼って宣伝したりと、いろいろな利用方法があるのでワクワクしてきます。

有機ELのメリット・デメリット

有機ELのメリット・デメリットを下記にいくつかまとめてみました。

メリット

デメリット

将来

現時点ではまだ、出力する本体と有線で繋げないと行けませんが、後にコンパクト化へと改良され、どこへでも貼れたり持ち運び可能となる画期的な製品へとなるでしょう。もしかしたら、映画館のスクリーンやビジネスの書類、宣伝による窓や道・壁への貼り付けなどに使用されるかもしれません。

エピローグ

「どこでも利用可能」なこの製品は、画期的で将来性を持つ製品です。この有機ELが世界各国で多様化され、不景気なこの世の中を明るく照らす存在となることを心から祈っております。

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