愛用の有線イヤホンをなるべく長く使い続けたくて・・・
近年、Bluetoothタイプの無線イヤホンが随分定着してきましたが、イヤホンジャックに差せばすぐに音が鳴る有線イヤホンも未だに外せません。しかし、そんな有線タイプのイヤホンには「断線」という最大の欠点があります。今回はこの「断線」を身近に手に入るモノでいかに防げないか、個人的にあれこれ試してみました。
ざっくり
有線・無線イヤホンのメリットとデメリット
無線イヤホンのメリット・デメリット
Bluetoothの無線タイプのイヤホンは、
- ワイヤレスのためコードの煩わしさを感じず音楽を楽しめる
- 再生機器との距離をある程度離しても聴ける
- 断線の心配をしなくていい
などのメリットを感じました。
しかし、必ずしもメリットばかりではありません。
- イヤホンと再生機器とのペアリング作業の手間
- バッテリー切れで余儀なく停止する
- 時折音が途切れる事がある
などの、有線の頃にはなかったストレスを感じることが出てきました。
有線イヤホンのメリット・デメリット
それに対して有線イヤホンは、
- イヤホンジャックに差せばすぐ聴ける
- 途中で音切れを起こすことが無い
- 同価格帯のBluetoothイヤホンよりも音質が良い
などの点から、有線イヤホンも外せません。しかし、そんな有線イヤホンの定めにして最大の欠点「断線」があります。コレばっかりはどうしようもない事なのですが、そんな断線を少しでも防ぐために、今回いろいろと考えました。
イヤホンの断線原因のほとんどは「根本断線」
有線イヤホンは、十中八九、根本の部分の断線が原因で発生します。そのため、片方のどちらかが聞こえなくなってしまうことが原因です。イヤホンの根本部分は抜き差しすることも多く、使用中は曲がったりと、一番負担がかかっている箇所です。
イヤホンを分解すると分かるのですが、内部は非常に細いコードで形成されています。そのため、しばらく使っていると断線するのも無理はありません。
考察:有線イヤホンの断線を防ぐための補強手段
どう頑張っても最終的には断線してしまうのが定めではありますが、せっかくならなるべく長く使い続けたい!ということで、最も断線しやすい根本部分の補強で少しでも長持ちさせられないか考えました。
マスキングテープ・布ガムテープ
最近では、豊富なデザインでいろんな使われ方をしているマスキングテープ。それと布製のガムテープ。これらを根本から数センチの距離まで二つ折りの状態で貼り付け、根本の動きを最小限に抑えられるか試してみました。
マスキングテープは、一般的な製品よりも少し幅が広いモノを使えば、このように二つ折りでコードを覆うことが出来ます。
結果から言うと、どちらもすぐにテープ側に折り目が出来てしまい、貼る前と何ら変わりない状態になってします。これはまったくもって無意味でした。
ライトニングケーブル保護カバー
最近、100円ショップに行くと、ライトニングケーブルの根本断線防止のための保護カバーが売っています。コレがイヤホンでも使えないかと思い買ってみました。
今回はセリアに売っていたコチラのライトニングケーブル保護カバーです。
本来は、iPhoneの充電ケーブルに使うものですが、コレをイヤホンの根本に装着してみました。
装着時に若干の違和感を感じますが、とりあえず装着完了。(左画像参照)コレで根本のコードの動きもある程度は抑えられるのでは?思ったのもつかの間、しばらくその状態で使っていると、根本からしだいに離れていきちょっとしたお飾り状態に・・・。(右画像参照)
と言った感じで今回、身近に手に入るモノで有線イヤホンの宿命である「断線」をいかに防ぐかについて、いろいろと考察してきました。いくつかの解決法は出ましたが、最終的な結論を得ることはできませんでした。
「楽器屋や専門店に行って・・・」とか「切れたらハンダで溶接しなおせば・・・」などの方法もなくはないのですが、今回はあくまで「身近なモノで」がテーマなので、ここで一旦終了です。
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