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2019.03.10:フリーペーパーVol.36発刊!

素人カラオケ大会をCD化!?「Talent Show」

素人のど自慢大会の模様をそのまま録音した超カルト盤!

個人的に、2018年手に入れたCDの中でもかなり変なCDの紹介です。タイトルは「Talent Show」。収録されている歌や演奏は、全て素人。プロではまずありえないパフォーマンスの連続に初めて聴いた人は、椅子からひっくり返ること必至の1枚です。

1980年代アメリカで開催されたのど自慢大会

1981年のアメリカ某所で行われた、素人のど自慢大会をそのまんま収録してCDにしてしまった、とんでもない1枚です。なんでこんなものがCD化されてしまったかわけが分かりませんが、最初から最後まで老若男女の素人が披露する、低レベルな歌や演奏が次から次へと飛び交う、凄まじい内容です。

こんなヘンテコCDを発売したレーベル「Arf! Arf! Records」

こんな変なCDを発売しているレーベル、その名も「Arf! Arf! Records」。
基本的には、60年代頃のマニアックだけど良質なガレージロックやサイケデリック・ロックを中心に音源を発売している傍ら、何故かごく一部だけ、今回紹介した「Talent Show」のような、カルト盤を発売しているのです。個人的には、最近気になって仕方がないレーベルです。

Arf! Arf! Records

椅子からからひっくり返る収録曲紹介

そんなカルトアルバム「Talent Show」仰天の収録曲を一部紹介します。ほぼ全部こんなグダグダな感じです。

Girl Of My Dreams

アルバム前半で、このレベルのトンデモ歌が飛び込んできます。フランク・シナトラと並ぶ大物エンターテイナー、ペリー・コモの曲のカヴァーです。この猛烈なヘタ歌っぷりで、終始蛇行運転しながら堂々と歌い上げるアンナちゃんは、必聴です。

God Bless America

アメリカの愛国歌「God Bless America」です。「寝起きかな・・・?」と思っちゃうくらい、眠そうに歌うおじさん。あくびにも似た変な歌い方は、なんとかならなかったのかとツッコみたくなります。おまけに途中で歌詞が飛んでしまい変な空気になりますが、そこを会場のお客さんがフォロー。なんとも平和な空間にちょっとほっこりしますが、こんなグダグダな雰囲気のまま本編は終了。実に締りの悪い終わり方は、ある意味衝撃的です。

Here Come The Sun

The Beatles の名曲「Here Come The Sun」のカヴァーです。演奏するのは3人組の少年バンド。本編のハイライトと言っても過言ではない内容。リハーサルかと疑ってしまうほどグダグダな展開には脱帽です。2回のやり直しの後、「無理!無理!」慌てる少年たちに「Show must go on !One more time!」と司会者、拍手で盛り上がるお客。少年たち緊急会議の後に3回目の演奏、やっぱりトチってドラムソロでなんとかやり過ごす姿には、目頭が熱くなります。

最後にCDの外装パッケージには、こんなメッセージが書かれたステッカーが貼られていました。

「FALSE STARTS MISSED NOTES 100% PURE HEARTFELT PERFORMANCES」

「歌い出しの失敗、音痴、100%ピュアで心温まるパフォーマンスを披露してます」的なことが書かれています。
確かに、何が起こっても会場からは温かい拍手が起こる、ある意味でとても平和な空間が記録されています。

でもコレをCD化する必要があったかどうかということに関しては謎です。