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2024/4/10:フリーペーパーvol.97発刊!

2018年注目盤!Earthless「From The West」

ハードロック、ストーナーロックファン必聴の強力ライブ盤!

2018年4月に久しぶりに新作「Black Heaven」を発表した、アメリカはサンディエゴ出身のサイケデリックロックバンドEarthless。今年2作目となるライブアルバム「From The West」を発表しました。1年で2枚もこのバンドの新作が聴けるなんて、今年は良い年です。

各フォーマットによって収録曲数に違いが

今回のアルバムは、CD、LP、カセット、デジタル配信、様々なフォーマットで発売されています。
各フォーマットの収録可能な時間の限界の問題か、収録曲に若干の違いがあります。完全版を聴くには、デジタル配信購入をおすすめします。

【CD】
1 Black Heaven
2 Electric Flame
3 Gifted By The Wind
4 Uluru Rock
5 Volt Rush
6 Communication Breakdown
7 Acid Crusher

【LP】
※A面
1 Black Heaven
2 Electric Flame
3 Gifted By The Wind
※B面
1 Uluru Rock
2 Volt Rush
3 Communication Breakdown

【デジタル】
1 Black Heaven
2 Electric Flame
3 Gifted by the Wind
4 Uluru Rock
5 Volt Rush
6 Communication Breakdown
7 Violence of the Red Sea
8 Acid Crusher

スタイル変われど、ライブの凄まじは変わらず

かつては、長尺の曲が並ぶセットリストで、ジワジワとテンションを上げていき、最終的に大爆発するといった構成のライブでした。今作は、新作「Black Heaven」の楽曲を中心としたセットリストに変更されています。そのため、いきなりトップギアで攻める短い曲から、ジワジワと攻めていく長尺曲まで演っており、以前よりも楽曲の幅も広がったことで、分かりやすくこのバンドの凄まじさが伝わるライブ盤でしょう。

改めて「Black Heaven」の収録曲のかっこ良さを再認識出来きたことや、個人的に今回のライブ盤で1番驚いたことは、ラストを飾る「Acid Crusher」の印象の変わりようです。スタジオ盤では、若干地味でおとなしい印象の曲だったのが、サイケデリックな浮遊感と、攻撃的なギターソロで暴れ倒す様は、バンド最初期の雰囲気を感じずには、いられませんでした。
また、後半で披露したLed Zeppelin 初期の名曲「Communication Breakdown」では、オリジナルよりも疾走感があり、かつEarthlessらしさもしっかりと盛り込まれた、良カヴァーです。

今年から、バンドの音楽性が変ってから初となるライブ盤。以前と変わったところもありますが、最後まで音が途切れること無く展開する圧巻のライブは、変わらず健在です。
また、新曲のおかげで、昔よりもとっつきやすくなった分、多くの人に聴いてもらいたい1枚です。

2018年文句なしのベストアルバムです。

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