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忘年会の適切な酒量を考える、帰宅手段とアルコールの関係

忘年会は帰宅の手段で酒量を決める!満腹とアルコールの関係

忘年会や新年会でアルコールを飲む機会が増える季節が到来しました。普段からお酒を飲む習慣があり、自分の酒量が分かっている人なら飲み過ぎで気分を悪くすることは少ないのかもしれません。問題なのは、むしろお酒の飲めない人です。

普段から飲む機会が少ない上に本来アルコールに弱いのですから、少し飲み方を間違えただけで体調を崩してしまうでしょう。

飲みすぎたり食べ過ぎたりして気持ち悪くなる理由の一つは、アルコールに満腹感を鈍らせてしまう効果があることです。そしてもう一つの理由として、普段と異なる周囲の雰囲気が考えられます。

忘年会は飲めない人こそ要注意

年末年始、忘年会や新年会に誘われるというのは嬉しいことです。孤独であれば呼ばれないし、参加できるというのはリア充の入り口に立ったことに近いでしょう。しかし、お酒が飲めない人ならここで少し注意すべきことがあります。

アルコールと満腹の関係

お酒を飲むと血管が膨張し、胃が膨らむ上に満腹中枢での感覚が鈍り、満腹で胃はパンパンなのにさらに食べてしまいます。会場が飲み放題や食べ放題の店だと、いつも以上に飲み食いしてしまうだけに、注意しなければなりません。

酒量と帰宅手段の関連性

普段アルコールを飲みなれている人なら、自分がどの程度飲んだらどんなふうに気持ち悪くなるか分かっているだけに、まだ安心です。

心配なのは飲めない人です。自分がどれだけ飲んだらどんな具合になるか知らないというのは怖いもので、忘年会の盛り上がった雰囲気のなかでは自信過剰になって過剰にどんどん注文してしまいます。挙句のはて、会の終了時に嘔吐寸前ギリギリの状態まで飲み食いし、帰りに乗合バスで50分吊革を握って立たなければならない、などという悲劇におちいってしまうのです。

次も誘われる飲み方

お酒の席に呼ばれることは、親しい関係を構築するための大きなチャンスでもあります。しかし、1回参加しただけでその他の参加者を困らせてしまい、次に呼びづらい人になってしまってはいけません。

楽しく飲むために

忘年会の目的は、お酒と料理を楽しむことではありません。普段見せることの少ない自分の魅力的な一面を知ってもらうことに意味があります。仕事での忘年会であれば、職場では仕事に関わる自分ばかりを見せることが多いはず。

仕事はきちんと仕上げて頼り甲斐があるけど、生真面目で話しかけづらい人が、実は料理が得意で毎日奥さんとお子さんのお弁当を作ってあげているとしたら、その人に親しみがわいてきませんか。

酒量と帰宅手段

忘年会、新年会など、お酒を飲む席で自分の酒量を判断する基準として頭に入れておくべきことは、会が終わった後に自分がどのように帰宅するかという点です。

飲めない人こそ慎重に飲む

タクシー、代行などに運転を頼んで自分は後部座席で潰れても大丈夫な人もいるし、電車を選んで自分なりの距離と時間を過ごさなければならない人もいます。座れることが分かっている人もいれば、酔ったまま立って30分ほど耐えなければならない人もいるでしょう。

お酒の席が終わった時点でギリギリ平気という状態では、その後の交通手段まで含めて考えれば適切な酒量とはいえません。

慎ましく帰るなら酒量は八掛けで

特に、普段飲めない人は慣れないばかりに無茶な飲酒をしがちです。

飲酒の経験が浅いということは、同時にアルコールをともなった自分の食事量がどれぐらいか自分で分かっていないということでもあります。食べすぎて嘔吐寸前などという失敗をしがちです。

自分にとって限界ギリギリの飲酒量の、さらに8割程度に抑えておけば、帰宅時にバスに頭を揺さぶられながら帰ってもなんとかなるでしょう。

それが、筆者の個人的な経験上申し上げられる、飲酒量の安全ラインです。

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