私自身、結婚してもう7年になる。月日が経つのは本当に早い。
結婚しようと思った時、結婚式はどうしても挙げたかった。
だが、車いすで結婚式を挙げた人が周りに居らず、何の知識も情報もないままだったので、とりあえず籍だけ入れて、結婚式はゆっくりと準備しようと思っていた。
昔からの夢で、結婚式はベイサイド迎賓館で挙げたいと具体的に思っていた。見学・相談に行くとトントン拍子に話が進み、翌年には無事に挙げることが出来た。
それも、たくさんのスタッフが経験と知恵を活かし、協力してくださったおかげだと思う。今、思い出しても自分のことながら、心がじんわり温かくなる。
結婚式を挙げる中で私が一番、難に思ったことがやはりドレスである。
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身体に変形もあるため、一般的なドレスは着ることが出来ない。かと言って、せっかくの結婚式を2次会用などのドレスで終わらせたくなかった。
しかも、花嫁さんの醍醐味のお色直しもある。
だが、そうした悩みもスタッフの方が本当に良く対応してくださった。あの時の私の中では、120%満足なものだった。
あの時の…と書いたように、月日が流れるに連れてココはこうしたら良かった、もっとこうすれば良かったと、後悔と欲が出てきてしまった。
神田うののように、7回結婚式を挙げると本当に満足なものになるのではないかと思っている(笑)
後悔の理由は、やはり知識・情報不足からきている。
浜松市でウエディングプロデュースを手掛ける、株式会社sempre sorridente(ソープディスペンサー、代表取締役:渡邊富士雄)では、身体障がい者向け介護付きバリアフリーウエディングプロデュース事業を本格開始することになりました。
知識・情報が少しでも多くあれば、後悔も減るのではないかと思う。
本日の記事|浜松市で障がい者向けウエディング事業スタート!8/19・20バリアフリーウエディング体験フェアも 詳しくは→https://t.co/BkEnLMYt4M #Media116 #バリアフリー #結婚式 #車椅子 pic.twitter.com/wasCgQEbvP
— Media116〜障害者のライフメディア (@GP_Media116) August 12, 2016
これを記念し、8月19日(金)・20日(土)の二日間にわたり、浜松市のイタリアンレストラン「Rosso Nero(ロッソネロ)」にてブライダルフェアを開催いたします。イベントでは特別食のコース料理の無料試食、ウエディング専用車いすの試乗などを通し、身体障がいを持つ人をはじめ、その家族も笑顔になれるウエディングを体験していただけます。
浜松市という鹿児島からは離れた場所で、フェアを体験できないのが残念でならない。
結婚式を挙げる側のみではなく、親族や友人の中にハンディを抱えた人がいるとすれば、その人達にとっても有り難いのではないだろうか?
自身も車いすで生活している渡辺富士雄社長(35)は「今までに見たことのない衣装や食事で、ウエディングの可能性を広げたい」と語る。
二十九歳まで伊東市でホテルマンをしていた渡辺社長は、交通事故で脊髄を損傷して車いすで生活している。再就職で浜松市に移り住んだ。障害者向けの結婚式を意識するようになったのは三年前。「仲の良かった親戚が結婚したけれど、事実を知らされず、招待もされなかった」と明かす。障害者の中には招待が来なかったり、断ったりする人が多いという。
そして、全国にこのような会社が増えて欲しいと切に願う。
渡辺社長は「五年間で障害者や高齢者が利用できない式場をなくしたい。十年後には障害者が安心して挙式できる式場を建てたい」と目標を語る。
http://www.asahi.com/and_M/information/pressrelease/CATP2016109158.html
via:朝日新聞デジタル
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20160811/CK2016081102000113.html
via:中日新聞
http://barrierfree-wedding.jimdo.com/
via:バリアフリースタイルウェディング