宇宙で行われる太陽光発電
原子力や火力などの発電所を無くして欲しいと思ったことはありませんか?原子力や火力などの発電施設は、環境を汚したり、人や地球環境に害を及ぼしたりと煙たがれる存在となっている部分もあります。そこで今回、地球の環境を大きく変える可能性のある宇宙太陽光発電の紹介をしたいと思います。
宇宙太陽光発電とは
地球上での太陽光発電量がやや乏しい現在。半永久的にかなりの発電量となる宇宙での太陽光発電の開発が日本で行われています。流れとしては、太陽光を直下で受けたソーラーパネルで膨大な電力が作られ、無線にて地上に送られるという画期的な技術となります。
無線送電??宇宙で太陽光発電して、地上に送電すると。無人島に居ても電気を得られると。ほぉーすごいねぇ、どういう仕組みかすら予想つかん!
— ゆあさん (@Nanitsuki) 2016年6月25日
三菱重工、長距離無線送電に成功 宇宙太陽光発電、実用化へ弾み(フジサンケイビジネスアイ) – goo ニュース http://t.co/pwcsgORdbn なんかすごいぞ。この技術って、兵器にも転用できるんじゃない?転用できたらSF映画みたいなのができるんかな。。
— nakayama (@nakayam94879064) 2015年3月13日
@matsuura03 宇宙空間に超巨大な太陽光発電パネルを浮かべるのが環境に一番良いって聞いたことある。でもそこからどう送電するのが問題で、マイクロウェーブで送る手段とかあるらしい。実現してほしいな。
— hiro_cl_ (@hiro_cl_) 2011年3月22日
宇宙太陽光発電の大きさや重さ
開発中の太陽光発電機の重さは約2万6000トンもあり、各部品を複数のロケットで宇宙に運ばれます。宇宙空間で組み立てられるソーラーパネルは約2.5k㎡と超巨大なサイズとなり、かなりの発電量が期待できます。
しかし、宇宙空間にある宇宙ゴミが装置を傷つけるため、シールドや一部破損しても稼働可能となる構造を造る必要があるのです。
確かに、オゾン層のない宇宙での太陽光はかなり強いと言えますね。その強い太陽光が2.5k㎡ものかなり大きなソーラーパネルに受けるとなると、発電される電力は相当な量になるのかと思われます。
いつでも発電可能な発電システム
地球上での太陽光発電は天候や日照時間などの変動により、どうしても発電時間に限りがあります。太陽光発電一つに絞るとすると、発電時間を24時間365日のフルに稼働できる宇宙太陽光発電が最適と言えるかもしれません。
地上で行われる1日の太陽光発電時間は、場所によって違うとは思いますが、約3時間といわれています。そのことを考えると宇宙での太陽光発電は画期的なアイデアと思われます。
宇宙空間での発電量
地上での2.5k㎡の広さを持ったソーラーパネルの発電量は51kWしかありませんが、同じ広さの宇宙太陽光発電の発電量は何と、原子炉一基相当の100万kWとなります。地上での発電量と比べても1万9608倍と、かなり莫大な電力を生むことができるのです。
あらゆる問題を解決する可能性
宇宙での太陽光発電技術が実現し、原子力や火力などの発電施設があまり必要なくなると、綺麗な空気や水・オゾン層の修復・化学物質に左右されない健康的な体など、地球や生物に優しい環境づくりが可能になるかもしれません。
原子力や火力などの発電施設による、化学物質による酸性雨、二酸化炭素によるオゾン層破壊、メルトダウンによる被爆患者など、地球や人々に迷惑をかける問題は少なくなるでしょう。
地球の様々な環境問題の解決策となる、宇宙太陽光発電技術は世界各国で注目を浴びる存在となっています。この新技術がいち早く開発され、地球や世界中の生物たちにとってよりよい環境・よりよい未来になることを祈っています。