日本とブラジルの時差は12時間、ブラジルが朝9時なら日本では夜の9時。ということは、リオオリンピックの競技をしている時間は日本では夜中。
8月13日、錦織圭選手のテニスを観ていた。夜の12時過ぎぐらいだっただろうか?その試合中に突然ニュース速報が入った。
「12月31日にSMAP解散」というテロップだ。スマホからもニュース速報がどんどん飛んできた。
その翌日は、オリンピックよりもSMAPの解散ニュースを取り上げていたように思う。SMAPは日本だけではなく世界でも大人気のグループだ。「夜空ノムコウ」「世界に1つだけの花」など数々の名曲を歌ってきたSMAP。
解散のニュースは一旦は撤回されたが、この時期に突然のまた年内解散発表。世間からは「ビックリした」「本当に残念です」など意見が飛んでいた。しかし、だ。今はオリンピックで選手達がリオで頑張っている。日本選手の頑張りがSMAPに話題を持っていかれた気がしてならなかった。(と、思っているのは僕だけではないはず…。)
そんな中、気になったのはパラリンピックサポーターであったSMAPの応援活動について。
2020年に開催される東京パラリンピックのサポーターとして、日本財団パラリンピックサポートセンターのPR活動を支援してきた。
しかし、
日本財団パラリンピックサポートセンターが、PR面で協力を受けていたSMAPの解散発表に伴い、正式なコメントを発表。SMAPによるPR活動の実質的な終了を示唆した。
「SMAPのPはパラリンピックのP」と言っていたSMAPが、これまでにない盛り上がりをパラリンピックにもたらしてくれるだろうと期待していた人も多い事だろう。これはとても残念だ。
500RT:【決断を尊重】SMAP、東京パラリンピック応援役活動も終了へhttps://t.co/Yw5h2DpT0B
パラサポがコメントを掲載し「大変残念ではありますが、25年間の活動に対して深く敬意を表したく存じます」とし… pic.twitter.com/PEbZPLUDs5
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 14, 2016
今回が最後のオリンピックかもしれないと戦っている選手もいる、初めてのオリンピックで頑張っている選手もいる、4年に1度のオリンピック、その4年間の練習の成果を競技に向けて頑張っている選手たくさんいる。
そんな中、「パラリンピック支援団体からSMAPの皆様へ」というスマップに対し日本財団パラリンピックサポートセンターが出したコメントに注目が集まっている。
「これまで応援をいただいた立場として大変残念ではありますが、メンバーの皆様の決断を尊重し、またこれまでの25年間の活動に対して深く敬意を表したく存じます。この場を借りまして、短い期間ではありましたが当センターの活動を応援いただいたメンバーの皆様全員に改めて心より厚くお礼申し上げます」。
SMAPは2020パラリンピックのサポーターを務めた。さすがと評価していたが、解散でそれはなくなった。サポートセンターからすれば皮肉の一つも言いたいところだが、コメントは大人だった。メンバーの皆様の決断を尊重し、これまでの25年間の活動に敬意を表します。これ、なかなか言えないよ。
— 立川談四楼 (@Dgoutokuji) August 15, 2016
2015年のパラ駅伝 in TOKYO 2015」にも応援に来て盛り上げてくれたSMAP。
「このタイミングで解散…?」と驚く方も多いようだが、SMAPとしてではなくとも、是非個人としてパラリンピックを盛り上げてくれるように選手の紹介やPR活動に力を入れてほしい。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1608/15/news086.html
http://www.asahi.com/articles/ASJ8H3VSZJ8HUTFK003.html