日々の備えと防災力を高める無印良品のパンフレット
2年前の3月11日に無印良品で配っていたパンフレット「わたしの備え。いつものもしも。7日間を生き延びよう。」いつもの備えと応急措置の方法、7日間をどうやって生き延びるか等、イラスト付きでわかりやすく説明してあります。無印良品のwebサイトでも公開されています。
私も大切に持っています。絵とかもMUJIらしいセンスがステキなのですが、とてもわかりやすいんです!
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いつもの備えの大切さ 無印良品の防災パンフレットに注目集まる #ldnews https://t.co/zdfb7SZ8li— モリモト ミユキ (@miyukicafe) 2018年9月14日
いつものもしも。わたしの備え。
自分の身は自分で守る。もう一度、身の回りを点検してみませんか。そして必要と感じたものがあれば、それを一つずつ取り入れてみませんか。
無印良品は、ふだん使いできるモノを防災用品として提案しています。https://t.co/LCs1Shq62x#防災の日 pic.twitter.com/6TxrYLT1Sn— 無印良品 (@muji_net) 2018年9月1日
9月6日午前3時7分に発生した、北海道胆振東部地震後にTwitterから拡散した、無印良品発信の災害発生から7日間を生き延びるテクニック。このパンフレットから、日々の備えの大切さと一人ひとりの防災力向上の必要性を改めて感じました。
北海道で震度6強の地震があったと聞きました
2年前の3月11日に無印良品に行った際に配っていた紙が災害時に役立つ事が書いてあったので載せておきます pic.twitter.com/QDYin2a0kf— こーこん。 (@aska8nnmrk) 2018年9月5日
自分たちの身は自分たちで守る
パンフレットの最初のページでは、災害時に役立つ情報が12項目にわたって紹介されています。「節水してお米を炊く方法」「口腔ケア用ウェットティッシュの使い方」「サバイバルトイレの作り方」など、イラストを用いて4段階で説明されています。
「備えは日常の中にあることが大切」「それらを使いこなせてこそ本当の防災力になる」。そう呼びかける、無印良品の防災パンフレットが人気です。北海道での地震がきっかけとなり、ネット上で大きな反響を呼んでいます。https://t.co/WV58ij0o6K #withnews pic.twitter.com/MZQC16U45M
— withnews (@withnewsjp) 2018年9月14日
これなら自分にもできる!パンフレットを見てそう思いました。
災害時はパニックになり、冷静さを欠いてしまいます。人頼みにもなりがちです。でも、自分たちでできることがきっとあるはず。色々な複雑な思いを抱えていたとしても、今、自分たちにできることをひとつずつやる!この12項目を中心に、具体的な方法を平時に試しておくことも大切だと思います。
無印良品で地震の備えに関するパンフレット見つけました。備えの基本から停電&断水時のアイディアまで、7日間で何がどれくらい必要か?がまとめられています。家族で読みます! #地震 #防災 #無印良品 pic.twitter.com/AHzoRd3jlJ
— だんちゃん (@Dandanreifumi5) 2018年9月11日
「もしもの備え」していますか?
いつも、もしものために備えて生活している人がどれくらいいるでしょうか?災害を経験した方、身近な人が被災した方以外は、もしもの備えをしている方は少ないかもしれません。当事者にならないと、なかなか、自分事として捉えることが難しいですから…。
ここ半年で、大阪府北部地震、西日本豪雨、台風21号、北海道胆振東部地震と全国各地で自然災害が起こっています。亡くなった方もたくさんいます。「一人ひとりの防災力を高めていくこと」これが、被害を最小限に抑える肝になるでしょう。
防災の知識や技術も含め、日頃から備えておくことが大切です。無印良品のパンフレット「わたしの備え。いつものもしも。7日間を生き延びよう。」を見ることからはじめてみるのもいいかもしれません。
【徹底検証 台風“異変”】放送後記・矢守克也さん「常識外の災害が頻発する中で、すべきことは何か?たとえ大きな災害であっても、小さな一歩の積み重ねが大事。昨日までやっていなかったことを一つでも実行することが、防災力を高める近道です。 pic.twitter.com/t1iu9RHKX3
— NHK「クローズアップ現代+」公式 (@nhk_kurogen) 2016年9月1日
ローリングストック法などで7日間を乗り切る
ストックは備蓄。ローリングは回転。
ローリングストック法は、備蓄した食品を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していく方法です。
ローリングストック法のススメ | くらしの良品研究所 | 無印良品 https://t.co/pqDVhCjrou #mujilab pic.twitter.com/PCZDuFWGZS
— あみぐるみ作家 光恵(Lumièna)/9/21-24 おにんぎょあそび (@lumienamigurumi) 2018年6月18日
7日間、買い物ができない状態でも耐える方法として…最初の3日間は、食パンや野菜類、冷凍食品など普段使っている食材でまかないます。停電することを考えると、クーラーボックスと保冷剤は必須ですね。次の3日間は、レトルト食品などローリングストックしている食品を、最後の1日は、乾物などの保存食やフリーズドライ食品、インスタントラーメン、チョコレートなどで乗り切ります。
日頃から、3日分の食材を買い置きしておくこと、レトルト食品などローリングストックしておくのは3日分、保存食やインスタントラーメンなどをストックしておくことも頭に入れておくといいですね。あと、水は1人1日に2リットル飲む計算で7日分、買い置きしておくと安心です。
頼りになるのはご近所さん
個人の防災力を高めること、家族でもしもの時にどうするか話し合っておくことで、災害直後の行動が変わっていきます。いつものもしもの備えが大切ですね。
しかし、それだけでは対応できないことが、災害から時間が経つにつれて増えてきます。そこで頼りになるのがご近所さん。日頃から会話をすること、コミュニケーションをとっておくことが、もしもの時に役立ちます。自分たちの身を自分たちで守る術を持ちながら、地域の中にも溶け込んで生活できればいいですよね。おたがいさま、おかげさまの気持ちを持って日々過ごすことが防災の第一歩!になると思います。
「自分は大丈夫」その過信が取り返しのつかないことになる前に…
「いつものもしもの備え」しておきましょうね。
私は北海道出身ですが、「北海道胆振東部地震」により故郷は甚大な被害を受けました。安平町には両親が住んでおり、足の不自由な父は、近所の方々の協力で公民館に避難することができたそうです。まさに子供より近くの「他人」です。いざという時に備えて「共助」の重要性を伝えていきたいと思います。
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) 2018年9月19日