上位が傑出している2018神戸新聞杯
今週末23日に阪神競馬場で開催される菊花賞トライアルレース神戸新聞杯ですが、皐月賞馬エポカドーロとダービー馬ワグネリアンが登録しています。
両馬ともフロックで勝ったわけではない実力馬で、人気を両分すること必至です。
皐月賞馬エポカドーロ
3冠馬オルフェーヴルの産駒。血統的にはノーザンテーストとノーザンダンサーのクロスがあり、両クロスのいいところを兼ね備えている。気性は素直で使って良くなるタイプ。その上父譲りなのか抜群の勝負根性もあり、二の脚、三の脚も使える。馬体はやや短距離型ではあるが、関節が非常に柔らかく大きなストライドで走ることができるので距離の融通が効くタイプ。オルフェーヴルの良さを継承しつつ、ノーザンダンサーの良さが加味されたこの上ない一頭。
皐月賞馬エポカドーロ気合乗ってきた/神戸新聞杯
#jra #keiba #神戸新聞杯 #エポカドーロhttps://t.co/qly7sIStoJ— 日刊スポーツ・極ウマ (@goku_uma) 2018年9月19日
ダービー馬ワグネリアン
こちらも3冠馬ディープインパクトの産駒。さらに母父がキングカメハメハといういわゆる黄金配合、クロスはなし。馬体は中長距離の差し追い込み型で父ディープインパクトを彷彿とさせる体型。しかしながら揉まれ弱いところもあり、皐月賞はそれで惨敗している。スムースに競馬できることが大事で、騎手の技量が問われるタイプ。能力自体は超一級品。
【今週の栗東トレセン】昨日、藤岡康太騎手を背に追い切りを行ったワグネリアン。https://t.co/vOaoY66pCE #競馬 #keiba #ワグネリアン pic.twitter.com/vPIKYIddFp
— 競馬ラボ 秋のイベント決定!! (@keibalab) 2018年9月20日
結局、どちらが神戸新聞杯を制するのか
率直に言うとエポカドーロ有利と見ています。基本は逃げ先行タイプですが、自在性が有り、展開に左右されることなく自分の競馬をすることができる抜群のセンスがあるからです。ワグネリアンは、切れ味鋭い末脚を発揮できる環境を作ることが大事で、エポカドーロに比べるとやや信頼性に欠けます。デビューから手綱を取り続けた福永騎手が騎乗できないのも大きなマイナスポイントです。
ダークホースを紹介
おいしい馬券を取りたい方に朗報かどうかはわかりませんが、穴馬を1頭挙げておきます。
ホープフルステークス馬タイムフライヤー
2歳G1の一つ、ホープフルステークスを勝った馬です。皐月賞、ダービー共に惨敗ですが、巻き返しのポイントはあります。しっかり前につけて競馬することが大事で、粘り強い競馬ができれば勝つことは難しいまでも馬券圏内に入る可能性は否定できないと見ます。
タイムフライヤー新コンビ和田ヤル気だ/神戸新聞杯 #keiba #神戸新聞杯 #タイムフライヤーhttps://t.co/iwcBLF0txC
— 日刊スポーツ・極ウマ (@goku_uma) 2018年9月20日
競馬はスポーツ、ギャンブルはほどほどに
競馬は公営ギャンブルですが、その中身はスポーツです。競走馬たちの走りに歓喜し、馬券の結果を問わず、勝った馬を賞賛することは当然の行為でしょう。馬券を買うことは悪いことではありませんが、のめり込みすぎることなく健全な競馬ファンであることをまず第一に考えましょう。