水の飲み過ぎ注意「水中毒」の脅威
今年も暑い夏が続きます。
そのため普段よりも意識して水分補給を行っている人も多いと思いますが、そんな中、水の飲み過ぎで起こる「水中毒」への危険性について話題になっています。
最悪の場合死に至る可能性もあるこの症状についてまとめました。
水中毒とはどんなモノなのか
この時期、水分補給に気を使っている人も多いと思いますが、だからと言って水を大量に飲みすぎると「水中毒」になってしまう可能性があります。
水中毒は「1日3リットル以上」の大量の水を飲むと、体内血液のナトリウムが薄まり、低ナトリウム血症という状態になってしまいます。
それにより、頭痛、錯乱、等の症状が出てくることがあり、重症化すると最悪の場合死に至ることもあるのです。
忘れてた水中毒
昔、婆ちゃんがめまいやふらつきがたまにあると相談されたとき、日頃の食生活聞いてたら、明らかに低塩分、低糖分で水分を多く摂っていて
低ナトリウムだなと思った
病院の先生の話はよく聞く人なので
病院に連れていって先生からよく言い聞かせてもらったことあったなぁ https://t.co/GuwIjYtHcQ— ミニマル (@minimalu_Jr) 2018年8月2日
実は精神病の患者さんに多い症状
元々水中毒は、向精神薬の副作用で喉が渇いてしまうことや、統合失調症の患者さんが幻聴や妄想で「水を飲まないといけない」という状態になり、水を大量に摂取してしまうことで水中毒になるケースがあります。
しかし猛暑が続くこの時期、水をいつも以上に飲んでいる人が多いからこそ、水中毒は他人事ではないのです。
水ばかり飲めばいいというわけではない
水ばかり飲めば熱中症対策になるかと言えば、そういうわけではないようです。
水中毒に気をつけながら熱中症対策のための水分補給をするためには、水の他に塩分(ナトリウム)を摂ることが大切です。
このことを守りながら水分補給をするには、スポーツドリンクや経口補水液などで水分補給するのがベストと言われています
ポカリスエットとアクエリアスの違い
スポーツドリンクと言えば、一般的に「ポカリスエット」と「アクエリアス」この2種類を思い浮かべる人が多いと思います。
では、熱中症対策にはどちらのスポーツドリンクがベストなのか?
一見同じスポーツドリンクですが、中身の成分に微妙な違いがあります。
ポカリスエットには食塩や砂糖など、水分補給に必要な成分が含まれています。
それに対してアクエリアスは、クエン酸やアルギニンなど、疲労回復や免疫力を上げる効果のある成分が含まれています。
今回のような、熱中症対策の水分補給にはポカリスエットの方が適しているのです。
この時期、ポカリスエットとアクエリアスがよく出ていますが、これらは基本が違うそうです。
簡単に言うと…
・発熱や風邪等の病気で失った水分補給→ポカリスエット・身体を動かして大量に汗をかいた時の水分補給→アクエリアス
…という事を小難しい言葉を使って医師が説明してました。
— Aru (@Nabewatasan) 2018年7月24日
自分で作れる経口補水液
スポーツドリンクと別に注目されているのが「経口補水液」です。
最近では店頭の在庫がなくなってしまったという話題もちらほら見かけますが、この経口補水液、自分で作ることが可能なのです。
作り方は意外と簡単です。
以下のTwitterに水200mlの場合の作り方が載っています。
これから夏にかけて、熱中症が気になる季節ですが、そんな熱中症予防に効果的なのが「経口補水液」。経口補水液は市販もされていますが、手軽に作ることも可能です。今回は大分県津久見市が推奨している経口補水液の作り方をご紹介します。https://t.co/fvmFhe5y3A pic.twitter.com/qEzsqeYO9t
— ウェザーニュース (@wni_jp) 2018年6月12日
これでいざという時に経口補水液を作ることができます。
まだまだ暑い日が続きます、引き続きの熱中症対策の参考にしてみてください。
そして、水中毒に気をつけながら効率の良いしっかりとした水分補給で平成最後の夏を乗り切りましょう。
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