シャイニングマンデーとかプレミアムフライデーとか日本語でお願いします。
先日「シャイニングマンデー」が話題になりました。
ちなみにシャイニングマンデーとは、月曜の午前中を休みにするという経済産業省が推奨する働き方の方針です。
それ以前に出来た「プレミアムフライデー」だってまともに機能しているとは思えないのに・・・と、方針自体に批判が集まっていますが、個人的にはこの名称にすごく違和感を感じます。
パッと聞いてもよくわからない言葉が増えてきた
今に始まったことではないのですが、何かと横文字の言葉が増えてきました。
一般的に使われる言葉から政治家が使う言葉や政策からも横文字が飛び交うようになりました。
・アベノミクス
第1次安倍内閣における経済政策の総称
・プレミアムフライデー
2017年、日本政府と経済界が提唱した個人消費喚起キャンペーンで、金曜日の15:00に仕事を終えることを奨励する働き方改革の方針のひとつ
・イノベーション
物事の新機軸・新しい切り口・新しい活用法などを創り出す行為のこと
・ワイズ・スペンディング
賢い支出という意味の言葉
と、このようにパッと聞いても言葉の意味がイマイチわかりにくいモノばかりです。
これらの言葉は、他国の人たちに向けて発しているのではありません。
同じ日本人に向けて発しているのです。
雰囲気だけで伝えようとしてる風にも感じて、あまりにも説得力に欠けます。
大事なことなのだからこそ日本語でちゃんと伝えるべきじゃないですか?
シャイニング?なんだって? 日本人なんだから日本語で言えよ。洒落た漢字の当て字でもいいからさ。
そういえばやたらと横文字由来のカタカナを連発する政治家がいるよな。全く意味不明だったけど。— K. Suzuki@スルガ海山 (@mgwsuzuki) 2018年7月30日
そうですね
政治家はもっと一般人にも
わかりやすく説明する義務が
あると思いますね
専門用語や聞きなれない横文字を
頻繁に使われては
なかなかわからないですよね
政治評論家やコメンテーターだけが
政策の内容を理解しても
意味無いんですから
政治は国民のものなんですから— 鉄華団 (@6umEYN86VCw5on2) 2017年10月11日
横文字言葉も時と場合によって
横文字は使い方によっては、言葉の重みや説得力がまるでなくなってしまうということがよくあります。
同業者などで共通の話題をする場合、会話を円滑にすすめる場合に使われる横文字は非常に便利です。
そのひと単語で相手にちゃんと意味が伝わるので楽です。
しかし、異業種の人間とのやり取りの場合、前項のような政治家が国民に何かを伝える場合など、横文字は極力控えるべきです。
こういうところも、政治に興味を持てない人が増える原因の一つではないでしょうか。
此処は日本ですよ
もうすぐ東京オリンピックが始まる予定などで国内の国際化が進んでいるとは言え、ここは日本、主要言語は日本語。
パッと聞いてイマイチ伝わらないような言葉を使っていろいろ政策や方針を打ち出すのは勘弁してほしいです。
「伝える人に寄せる」のではなく「伝えたい人たちに寄せる」方向でお願いします。
(……きこえますか…経産省のみなさん…今… あなたの…心に…直接… 呼びかけています…プレミアムフライデーは…すべったのです…横文字の新たな曜日を作るのではなく…今すぐ…土曜の祝日を…振替休日にするのです…新たな横文字の曜日を作っても…必ずすべります…)
— とりなお (@naotarou1981) 2018年7月31日
皆考えることは同じなようで
冒頭でも触れました「シャイニングマンデー」をTwitter で検索をかけると
「シャイニングマンデー」の話題に次いで、名ホラー映画「シャイニング」の話題がちらほら。
私もシャイニングマンデーという言葉を聞いて最初に思ったのは、斧でドアを突き破りその隙間から顔出す、映画のジャケットでも使われているお馴染みのシーンで
「月曜日だよぉ・・・!」
と唸るジャック・ニコルソンが思い浮かびました。
観てない方は是非。
暑い夏にはちょうどよい納涼になるかと。
何がシャイニングマンデーじゃ!
プレミアムフライデーすら定着してねぇのに。
シャイニングっつってもどうせ、こんな感じだろ? pic.twitter.com/Uz3nhcedT7— 魔法少女レオパルドンの哀愁 (@Leopoldon_2002) 2018年7月30日
最新情報を購読しよう!
就労継続支援・就労移行支援事業者様へ
HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。