全国で相次ぐ熱中症のニュース。高校野球選手、観戦者も
連日猛暑が続いています。
毎日のように届く熱中症のニュース、みなさんはどう感じていますか?
怖いですよね、正直。
熱戦が繰り広げられている高校野球でも、選手、観客が熱中症で倒れています。
緊急事態とも言える夏の高校野球について少し、考えてみようと思います。
日本高野連の暑さ対策
8月5日に開催される夏の全国高校野球開会式ですが、7月25日、日本高野連は開会式参加者全員に飲み物を携帯させる措置をとることを発表しました。
遡って7月19日には全国の高野連に対し、熱中症対策を呼びかけ、各都道府県高野連もそれに呼応して観客席のテント設置許可やナイター開催などの対応を取っています。
今年は開催変更は無理、なぜ?
早急な対策が求められる状況ですが、今夏は大幅な開催変更は無理とのことです。
理由としては、チケット販売やテレビ中継の準備がかなり進んでいるからだそうです。
私としてはやや納得いかないですが、みなさんはどうでしょう?
選手、観客ともに熱中症が懸念される夏の甲子園。弁護士からは「汗を流しながらプレーすることに感動を覚えるという悪しき習慣が議論を遅らせています」「最大の問題は、観客の熱中症対策」「ドームで行うのが安全」などの声が出ています。https://t.co/yPci33t4X8
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) 2018年8月1日
炎天下での熱投の代償
毎年のごとく、各代表校のエースは炎天下の甲子園で投球し、肩を酷使しています。
過酷な環境での投球はフォームを崩しやすく、肩や肘に悪影響を及ぼしています。
有力選手は甲子園の直後に国際試合もあり、実質、肩を休められるのは9月以降です。
早急にタオル制度必要なのは甲子園かもしれねぇな。そして監督じゃなくて第三者委員会にタオル持たせるべき。監督は大概が馬鹿で肘か肩壊すまで投げさせるから。
— ひつじ (@sake_hitsuji) 2014年11月9日
肩を休めるというレベルではないリハビリ生活
実際、肩を休めると言っても、待っているのはリハビリ生活です。
期間も2、3ヶ月を要し、簡単なものではありません。
その中にはプロのドラフト候補の投手も多く、疑問視せざるを得ません。
早急に求められるべきドーム開催
上述の通り、今の地球環境では夏の甲子園は時代遅れでナンセンスです。
そこで提案したいのがドーム開催です。
この提案に違和感を覚える方もいるかもしれません。
しかし、守るべきは人命であり、才能ある選手の未来です。
メジャースカウトの中には、甲子園で投げた投手は獲得候補から外すといった方もいます。
NHKや朝日新聞など、既得権益としての甲子園も打破すべきです。
高校野球は教育の一貫であり、庶民の暇潰しではないことを念頭に、高野連には改革をしていただきたいです。
新潟の高校野球で、去年練習後に熱中症で亡くなった女子マネージャーに、今年の試合でホームランを捧げた、という美談が記事になっているけど。いやいや、部員は本当に健気だけども、これ美談にしちゃ駄目だろう。夏の野球大会や部活動自体を見直すべき事故なのに。
— Thermometerha0℃ (@thermometerha0c) 2018年7月22日