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2018.10.10:フリーペーパーVol.31発刊!

今注目の「スポーツ吹矢」を紹介

今注目の「スポーツ吹矢」を紹介

皆さんは、スポーツ吹矢というスポーツを知っていますか。「吹矢」と聞くと、忍者を連想する人も多いと思いますが、スポーツ吹矢は、1998年に日本で生まれたスポーツで、競技人口は全国で5万人ほどいます。

スポーツ吹矢とは

1988年頃、新潟県長岡市の開業医・樋口裕乗が試行錯誤の末、吹矢を現代風にしたものを考案しました。その頃、気功による呼吸法が身体に良いことが分かったが継続できずにいた、株式会社ダイセイコーの社長・青柳清が、樋口と出会いました。その後、用具やルールを規定し、1998年に青柳が「日本スポーツ吹矢協会」を設立しました。

競技について

長い筒を使って、5m以上離れた円形の的に矢を放ち、点数を競うスポーツです。この的は、中心から7点、5点、3点、1点になっています。矢は軽い力で吹いても飛ぶので、老若男女、障がい者、誰でもできるスポーツだと思います。
大会では、1ラウンド5本ずつ、4ラウンドまたは6ラウンド競技して、合計点数で競います。

用具について

スポーツ吹矢の用具は、主に、筒・矢・的の3つです。筒は120cm(ジュニア用は100cm)で、グラスファイバーやカーボン樹脂製です。矢は20cmで、プラスチックフィルム製です。先端は金属製ですが、丸いので安全です。的は25cmの正方形で、発泡ポリエチレン製です。
競技では、協会公認の用具のみ使うことができます。

基本動作について

スポーツ吹矢では、矢を1本放つごとに作法があります。
的に向かい一礼

構える

筒を両手で持ち上げながら息を吸う

筒を下げながら息を吐く

息を吸いながら的に向ける

一気に吹く

息を整える

的に向かい一礼
以上の作法が基本動作です。

スポーツ吹矢式呼吸法

基本動作の中に、「3秒吸う⇒9秒吐く⇒吸う⇒矢を放つ⇒息を整える」という呼吸法があります。これをスポーツ吹矢式呼吸法といい、胸式呼吸と腹式呼吸の両方を使います。

胸式呼吸と腹式呼吸

胸式呼吸は、肋骨を動かし胸郭を広げる呼吸です。交感神経が活性化し、血圧や心拍数が増加するので、脳や身体の活動が活発になります。
腹式呼吸は、横隔膜と肋骨を動かし、腹横筋を動かして、お腹を膨らませる呼吸です。副交感神経が活性化し、血圧や心拍数が減少します。また、内蔵の活動が活発になります。

スポーツ吹矢の健康効果

スポーツ吹矢式呼吸法を行うことによって、様々な健康効果を得ることができます。
胸筋と腹筋を使うので、筋力と呼吸力が強化され、喘息の改善や内臓機能の活性化に効果的です。また、腸に刺激を与えるので、便秘や食欲不振の解消にも効果があります。そして、強い呼吸によって、肺の奥まで酸素を送ることができるので、体の隅々までリフレッシュできます。
基本動作を行って命中率を高めようとすれば、集中力も高まります。また、矢が的に命中すれば、爽快感があるので、ストレス解消になります。

その他にも、
●動脈硬化・高血圧・糖尿病・腰痛の予防
●冷え性・肩こり改善
●不眠症の解消、脳の老化防止、美肌・ダイエット効果、免疫力を高める効果
などがあります。
興味を持った方は、日本スポーツ吹矢協会のホームページをご覧ください。

最後に

スポーツ吹矢は、国体のデモンストレーション競技にもなっています。全国にある地域支部で見学・体験ができます。
スポーツを始めたいと思っている方も、体力に自信のない方も、気軽にスポーツ吹矢を始めてみませんか?