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咳が引き金!骨形成不全症の風邪は、その後もつらいよ

夏風邪は長引くって本当ね!

先日、ひさしぶりに風邪らしい風邪を引きました。
まずは、その時のわたしとヘルパーさんの掛け合いをご覧ください。

まったく、咳ってやつは…

※右から左へ、お読みください。

このときはすでに治りかけだったのですが、どんなときも楽しめる自分に頼もしくも感じましたw

風邪の後の本当のつらさ

わたしは骨形成不全症という先天性の障害があり、この障害は骨がもろく弱いことが大きな特徴です。
成長期が過ぎてから骨はだいぶ強くなりましたが、骨折まではいかなくても、今もときどき痛むことがあります。

そのきっかけの多くは、風邪を引くこと。
背骨が曲がっているために咳が長引きやすく、特にこの咳が引き金となるのです。
咳をし出すと話すこともままならず、夜も眠れない日々。
さらに、咳やくしゃみを連発することによって、骨形成不全症は追い打ちが掛かります。
肋骨の痛み…!この痛みです。
しかも、クセになりやすい!

風邪中に痛み出すと、痛くて咳もしきらず。
風邪が治っても、くしゃみや少しムリな体勢をとると痛みが再発し、その痛みで呼吸が止まります
痛む位置によっては呼吸をすることもきつく、湯船につかると横隔膜が上がって呼吸困難。
痛みは徐々にピークとなり、いや~な鈍痛からポキッと音がして清々しい痛みへと変わります。(そのときの痛みはどえらいものですが。)
わたしは大体、これが完治する証拠。
すっきりとした痛みがきて、やっと治るのでした。

ちなみに以前の風邪からの肋骨の痛みは、2年ほどかけて完治しました。
今回はまだ序の口レベル。このまま治ってほしいばかりです…。

気分は女優!痛みをぐっと乗り切って

しかし、慣れとは不思議なもので。
呼吸困難になりつつも、人前ではポーカーフェイスで過ごせるもの。
(安静にしていても、どんなに悔やんでも、痛いものは痛いので。)
これは除骨の痛みに限らず、骨の痛みとともに生きる骨形成不全症あるあるなのかもしれません。
同じ障害がある人の痛みに対する措置や向き合い方を、いつか聞いてみたいものです。
皆さんも、風邪にはお気をつけて。

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