場合によっては警告処分や、政治的問題になることもある
ロシアワールドカップ、日本代表の下馬評を覆す活躍で日本中がサッカーフィーバーとなっています。今回、ゴールを決めると選手がユニフォームを脱いだり、様々なパフォーマンスをしたりすること、そこに着目を当ててみます。
ざっくり
ゴールを決めた喜びで、ついユニフォームを脱いじゃう選手もいる
サッカーはゴールを決めた選手が「よっしゃー!!」的な感覚で喜びを爆発させ、コーナーポスト付近や応援団の前まで走り、ついユニフォームまで脱いじゃうというシーンってよく見ると思います。
確かに国の代表に選ばれ、そしてワールドカップという大舞台でゴールを決めるというのは歴史に名を刻むことにもなるし、嬉しいことだと思います。
クリスティアーノロナウド選手のパフォーマンスは有名でカッコイイ!
ゴールを決めた時のパフォーマンス、選手それぞれ独特でカッコイイです。
なかでも1番はポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウド選手のパフォーマンス!
大ジャンプして両手を広げるポーズは世界中でも有名で、たくさんの選手や子供たちも真似をするほど。
⚽振り返り⚽
仁王立ちポーズだけじゃない! C・ロナウド、このパフォーマンスは覚えている?https://t.co/mikWy5Skt2#サッカーキング #ナイキ #ゴールパフォーマンス pic.twitter.com/eY8MCN5WiP— サッカーキング🇯🇵 (@SoccerKingJP) 2017年2月25日
審判によってはイエローカードをもらうことも…
なかにはゴールを決めて、ユニフォームをつい脱いじゃう選手もたくさんいます。
ですが、非紳士的行為とみなされてイエローカードを貰っちゃいます。
⚽︎ゴール決めて、上のユニフォームを脱いでる選手もいるけど試合中に、ユニフォームを脱ぐと、イエローカードになるんだよ(/ω\)#サッカー
— ⚽ゆーと@サッカー (@arrowshiroshima) 2014年7月30日
FIFAはユニフォームを脱ぐ行為を試合進行の妨害、時間の稼ぎにもなってしまうとして、このような行為はやってははならないと決めています。
それは全選手は分かっていると思いますが、やはりサッカーってゴールを決めるのはなかなか難しいから、決めると喜びも爆発してついユニフォームまで脱いで感情が出てしまうのでしょうか?
あまりサッカーを観ない人、ゴール後のパフォーマンスでユニフォーム脱ぐとイエローカードが出ることを知る。でもあれは仕方がない。延長後半残りわずかのゴール、まぁ脱ぎますわな。
— mami (@xhymx) 2017年12月23日
パフォーマンスが相手国への挑発行為で政治的問題になることも
ゴールを決めたらチームメイトと抱き合って喜んだり、ユニフォームを脱いで叫んだりと様々です。
日本代表はベンチ前まで行って、チーム全員と喜ぶ
今回、期待されずに惨敗かとたくさんの方が思っていた日本代表は、世界のメディアの予想を覆す大活躍で、優勝候補にも挙げられている強豪コロンビアに勝利するというジャイアントキリングをやってのけました。
特に2点目を決めた大迫勇也選手は、喜びを爆発させて日本代表のベンチ前まで走り、チームメイトやコーチ、監督全員で「やったぞ!!」という気持ちがテレビで伝わってきたシーンでもあり、笑顔あり、涙ありのシーンです。
セネガル戦でも得点を挙げた日本はベンチ前でチーム一丸で喜んでましたね!
ぬいぬいやりました!
セネガル戦1G1Aの大活躍!#乾貴士 選手のゴール後のシーン(1)●ベンチ前でみんなと抱擁(本人見えません)
●真司とハグ(翼くんと岬くん)
●同じスペインでプレイする柴崎とハグ
●コーチとハグ(後ろに蛍)#WorldCup #JPN #日本代表 #daihyo pic.twitter.com/Dh12XWNeyq— Sora (@Football_sora) 2018年6月25日
スイス―セルビア戦で問題となったパフォーマンス
グループEに入ってるスイスとセルビアの一戦で、問題となる行為が起こりました。
ゴールを決めたスイスの選手と、もう1人の選手が手を鷲のような表現をしたことでセルビアを挑発したとのことです。
セルビアサポーターも何かやってたのか。
結果的には喧嘩両成敗なのかねぇ。
コソボ出身アルバニア人と、その出自を親に持つ選手か。
しかもこのスイス代表、監督がサラエボ出身のクロアチア国籍持ちらしい。
もうこれユーゴ内戦や\(^o^)/鷲ポーズのスイス代表に罰金 https://t.co/VhhhytKyBZ
— りな@риначка (@rinaiwamura) 2018年6月26日
両国に過去何があったとか、そこまで詳しくないから…
「この選手は鳥のようなパフォーマンスをするんだ」
ぐらいしか僕は思っていなかったけど、翌日からこのパフォーマンスがニュースやネットで話題になっていました。
過去に政治的な問題があったためで、このポーズをした選手には試合出場停止処分を下すか?となりましたが、警告と罰金の処分で済んだとのこと。
一転して “@Qoly_Live: スイス代表3名、W杯での「鷲パフォーマンス」に出場停止はナシ! https://t.co/cgY3LGAvga“
— くりりん (@lejos_cadiz) 2018年6月25日
今大会だけでなく、過去のワールドカップやオリンピックでも相手国を挑発するような政治的問題になるパフォーマンスが多いです。 これが1つ残念なことですね。
イエローカードの貰い過ぎは予選リーグで大事になってくる
1試合でイエローカードを1枚もらうと警告、2枚もらうとレッドカードとなり退場となるルールはサッカーでは常識ですが、ロシアワールドカップでは予選リーグでイエローカードの枚数でも順位にかかわるのだそうです。
警告ポイント(フェアプレーポイント)といって、サッカー好きの僕でもあんまり聞いたことないルールでした。
サッカー詳しくないけど、フェアプレーポイントというイエローレッドの合計差で決まってるみたい?
— のんぶれんど (@nonblend) 2018年6月25日
イエローカードの枚数で順位が決まる
Hグループの初戦終了時、日本ーコロンビアは2−1、セネガルーポーランドも2−1のスコアでした。
でも順位表を見るとほとんどのメディアが順位表で日本が1位、セネガルが2位となっていました。
「日本もセネガルも同率首位じゃないの?」
と思ってたのですが、イエローカードを貰った枚数の少ない順で日本が1位というわけだったのです。
このルールは知らなかったです。
イエローカード1枚で1ポイント、2枚で3ポイント、レッドカードは4ポイントと結構ややこしいポイントですが、ここも注意しなければならないのです。
これは1人の選手ではなく、チーム合計でのポイントになります。
遅延行為やユニフォームを脱ぐことはあまりしないでほしい!明日「日本―ポーランド」戦
いよいよ明日、日本―ポーランドの試合が行われます。
勝つか引き分ければ日本は2位以上が確定し、決勝トーナメント進出です。
予想したくはないですが、もし日本がポーランドに敗れて、セネガル―コロンビアが引き分けで終わってしまうと、セネガルが1位、得失点差でコロンビアが2位、日本が3位となってしまうわけです。
もしくはフェアプレーポイントで日本がイエローカードの差で3位というこのシチュエーションは考えたくもない。
順位表にはフェアプレーポイント(仮にFPP)まで含めておいてほしい pic.twitter.com/tIMruBJ3Aw
— Highbury n5 1bu (@highbury_n5_1bu) 2018年6月25日
だから日本は勝ちを目指し、挑戦者のつもりでシード国のポーランドに勝ってほしい。そしてゴールを決めて日本の選手はユニフォームを脱ぐパフォーマンスをする選手はいないと思いますが、それで警告、もしくは遅延行為で余計なイエローカードはもらわないように、そこは気をつけたいところです。
グループリーグの順位決定方法は以下のとおり。
a)3試合での勝ち点数
b)3試合での得失点差
c)3試合での総得点数
d)当該国の対戦における勝ち点数
e)当該国の対戦における得失点差
f)当該国の対戦における総得点数
g)3試合のフェアプレーポイント— Q (@twelve_back) 2018年6月24日
さぁ、決勝トーナメントは目の前です!!ベスト16、いや初のベスト8を目指し、ガンバレニッポン!!