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2018.11.10:フリーペーパーVol.32発刊!

AIの学歴フィルターで、偏差値は就活にまで首を突っ込む

AIの学歴フィルターはどれだけ正確に人間を判別できるのか?

就活に勤しむ新卒学生が、ネットで面接希望のエントリーを行う際に大学名で門前払いされるシステム「学歴フィルター」が、就活中の学生から可能性を奪っています。

学歴フィルターが一概に排除すべきものとは言えないのかもしれませんが、こんな時こそAIを活用して大量のエントリーをさばいて欲しいです。

仮に大学入学時に仕事上の能力差があったとして当の学生が4年間どれだけ頑張ったとしても、大学名は変わりません。採用にあたっては、面接時点での純粋な仕事の能力のみを基準に判断しなければ不公平といえるでしょう。

ふるいにかけることは必要

企業の採用面接に入社希望の新卒者が申し込む手間は、ネットによるエントリーシステムのおかげでお手軽になったように思います。

様々な条件をオンラインのフォーマットに入力し、最低限のテキスト本文を打ち込めばよく、数十年前のように1社ごとに履歴書を準備しなくても気軽に応募できます。

AIのふるい落としは正しいのか?

パソコンやスマホからエントリーという条件なら、履歴書を10枚以上も準備する必要もないし、以前よりお手軽に申し込めるのでしょう。

そうして集まった多数の求職者を目の前にして、人事担当者は選考作業の苦労に苛まれることもあるのでしょう。選考以外にも多くの業務を抱えた人事担当の事情も分かります。

人事の事情

就活の面接は、何度かの関門を通ります。最終的に社長まで到達することもあります。

その際、最終面接まで進ませて安心できるのが超難関大卒の希望者という事なのかもしれません。少なくとも優秀である可能性は高い、という言い訳は成り立ちます。

学歴フィルターを廃止できるのは学生

学歴だけ見られて、就職活動が進展しないのは悔しいですよね。
それなら、見返してやりましょう。

学生自身が信頼を回復

では、このような学歴フィルターを廃止出来る可能性を持つ者とは誰なのか?

それは学生自身ではないでしょうか。
学歴だけでふるい落とされてしまうのは理不尽と、憤る声もあるでしょう。

大学に入学した時点で、将来どれだけ努力しても大学の名前だけで採用の可否まで決まられるのでは、就職に向けた学生の活動も変わってくるでしょう。

仕事内容の変化

同じ賃金を支払うなら、できるだけ能力の高い人に結果を出してほしいと、経営者は思っているでしょう。ところが、多くの仕事は公式に当てはめるように手順を踏むだけで解決できるものも多くなってきました。

人事がいま本音でどれだけ、この仕事はこういう人でなきゃできないと思っているのか、疑問がわきます。よほど常識はずれの人でなければ、殆どの仕事には適応してしまうのではないかと。

どうやって人を選ぶか

仕事内容に合わせ、どれだけその面接希望者が適任であるかをAIは正確に裁定してくれるだろうと期待できます。

しかし、1人の社員がどれだけ個人として能力が高くても、職場というチームで結果を残せなければ、その能力は何の意味も持ちません。

人との兼ね合い、という評価基準が、AIでは判断できないのではないでしょうか。

適材適所とは

それでも、就活が全国どこからでも出来る可能性を持った、オンライン式のAI面接の必要性は揺らがないと思います。

人事が今後解決しなければならないことは、選んだ人員をどの業務に就かせるかという伯楽的要素と、チームとしての仕事効率を最大化すること、さらに止めたくならない環境づくりです。

AIの活用は人事の課題

新卒者を面接する立場にある人事の担当者は、おそらく自分自身が超氷河期と呼ばれる就職難の憂き目に会ってきた社員たちではないかと思います。

そして、偏差値でランキングされた出身大学名による採用の差別のようなものにも、自分自身があってきたのではないでしょうか。

そのような中でも今、面接責任者の立場にあるのだから、きっと氷河期すら勝ち抜いた方なのでしょう。学歴フィルターは、4年間でスキルアップに努めてきた能力の高い学生まで振り落としてしまうシステムです。

それであれば尚更「今の」自分の能力によるものではない4年前の入試で決まった大学ランキングで応募先での仕事能力まで事前に計られてしまうシステムが、どれだけ差別的なシステムかということは分かってやっているのだろうと思います。

応募者が1000人を超えるなど、全員を面接の対象にしてしまうと採用だけでコストがかかりすぎるという事情も分かります。

そうであればこういう時こそAIの出番なのではないでしょうか?
人材コンサルティング事業のタレントアンドアセスメントによる「SHaiN」など、今はAIによる面接アプリもあります。

熱意のある求職者に、せめて自分を見せるチャンスを与えてあげられないでしょうか。