人が怒るのは防衛本能が働くから、その原因と対策
「なぜ、人は急に怒り出すのだろう?」と困惑したことはありませんか?人は「短気の人」・「優しい人」問わず、急に怒り出すことがあります。
そこで今回は、「優しい人」問わず急に怒り出す、人の防御本能関連の紹介をしていこうと思います。
ざっくり
争いごとが起こる原因
人間は十人十色、皆それぞれに考えを持っています。
それ故に、意見が合わず争いごとは起きてしまうものです。
争いごとはどのようにして起きるのかを、まとめました。
人はみんな違う考えを持っている
人は「人間」という同じ種族で、手足や内蔵などの大まかなことが基本的に同じですが、考えやDNAなどの細かいところは人一人それぞれ違うのです。「自分と同じ考えだなぁ」という人はいるかもしれませんが、細かい所は違っています。
一人一人違う考えを持っているので、意見も違ってきます。そして、相手と自分の意見が衝突して争い事となってしまうのです。自分の考えを否定されると相手を敵とみなし、怒り出すこともよくあります。
ルールや常識は代表者が勝手に決めたこと
人は基本、団体での行動となります。一人で生きていくことはできません。団体行動となるので、人と人との意見が衝突してしまい、争い事が耐えなくなります。
そこで、「代表者を決めて代表者の支持に従う」という考えが出ます。代表者が「ルール」を作ることにより、一人一人のみんなの行動を一つにできます。そうすることで、争い事を抑えることができるのです。
しかし、「常識」は間違って伝えられたり、勘違いをして認知されたりすることもあり、人によって認知されている「常識」は違ってきます。ルールや常識を忘れたり、勘違いしたり、無視したり、自分勝手に作ったりなどの理由により争い事が起きるのも不思議ではありません。
頭に血が登る
人には喜怒哀楽などの感情があります。自分の感情だけで生活していると、周りの空気を読まずに笑ったり、怒ったり、悲しんだり、楽しんだりしてしまい、周りの人を怒らせてしまいます。
相手との争いなると、正しい知識や相手の気持ちはどうでも良くなり、「どうしても相手に勝ちたい」という感情が芽生えてくるのです。相手に勝ちたいがために、たとえ相手の言っていることが正しいと認知していても、逆の事や嘘を言ったりしてしまいます。こうなると、一生終わりませんね。
相手の言動やアルコール類などで、自分自身が熱くなると、自分の感情を制御できなくなります。それによって、争い事が起きやすくなるのです。
自分が相手を支配させようとする
考えは自分にとって一番大事なものです。しかし、みんな考え方が違うので、基本的に自分の考えは相手から否定されることが多いと言えます。相手から否定される理由は、いろいろあります。例えば、相手が自分に怒りを持っていたり、自分に恐怖を感じていたり、相手を支配させようとしたりなどがあります。
以上の事をまとめると、怒りは「自分自身を防御するために怒る」と考えられます。
争い事を起こさせない方法
人間には、争いごとにならないよう怒りを抑える機能があります。それは、「心」です。心は、周りの環境に慣れさせるためにあります。争いが起きないよう周りの人々の情報を知り、人に嫌なことを避けさせようとします。争い事を起こさない方法として、「心配り」をすることです。心配りは以下のようないろんな方法があります。
相手のことを知る
争い事は自分と相手との違う考えがぶつかりで起こってしまうのです。それを回避するには、相手の考えを知り、尊重することです。相手の考えを思いやることにより、争いを回避できます。
自分の感情を制御する
相手の思いを無視して感情を出してしまうと、相手の反感を買います。自分から生まれた感情を制御することにより、その場に合った感情を出すことができます。
知識を正すことを忘れる
人にはそれぞれ違う知識を認知しています。相手の知識が間違っていると、それを正そうと相手の考えを否定します。否定された相手は怒り、争いとなります。知識よりも相手への「思いやり」を優先することにより、争い事がなくなります。
自分のプライドを無くす
自分の悪口を言われるとカッと頭に血が登り、喧嘩などになりかねません。自分のプライドを捨てる事により、頭に血が登ることを抑えられます。
まとめ
このように、相手を怒らせないためには、自分が相手を思いやる「心配り」しかありません。だが、年中「心配り」をしていると心が疲れ、「精神疾患」となりかねません。「程よい心配りが一番いい」と私は思います。