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理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が死去

1963年に筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患った理論物理学者のスティーヴン・ウィリアム・ホーキング博士が、ロンドンケンブリッジの自宅で亡くなったことを家族が明かしました。

76歳でした。

ホーキング博士死去、家族が明かす

英国の科学者ホーキング博士は、ブラックホール一般相対性理論の研究で知られ、『ホーキング、宇宙を語る』などの著作でも有名です。

家族は「愛する父が、今日、突然亡くなり、私たちは深い悲しみに沈んでいるところです」との言葉を発表しています。

ホーキング氏は、22歳で運動ニューロンに関するきわめて珍しい病気「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」と診断され、余命が2、3年と宣告されます。

病気のために車いすでの生活を余儀なくされ、会話は音声合成装置を通さなければできなくなりました。

ご子息である、ルーシーさん、ロバートさん、ティムさんは、

「父は偉大な科学者で、彼の研究や実績はこれから何年も残り続けることでしょう」

と語っています。
さらに、父であるホーキング博士の「勇気と根気」を讃え、「聡明さとユーモア」は世界中の人々に影響を与えたと明かしました。

「父はかつてこう言いました『もし宇宙が私たちの愛する人類の住処でないなら、そこで起こることなど大した問題ではない』と。彼を失ったことを、とても悲しく思います」

via:http://www.bbc.com/news/uk-43396008(原文)

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