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2018.10.10:フリーペーパーVol.31発刊!

『メンヘラ』ミオヤマザキ

特別、いけないことを歌っている訳でもないし、ごく普通の曲だと思いました。

平日昼間の安いフリータイム料金で入ったカラオケボックスで、友人は若干おもしろがりながら、ミオヤマザキの「メンヘラ」という曲を歌いだしました。

私は、その曲名も歌手名も、初めて知りました。
持っていたスマートフォンで検索し、色々な面白い曲を作っている人なんだなと知りました。

もっと期待してしまった

メンヘラというタイトルが、スクリーンに映し出されるとかなり期待しましたが、歌詞の内容がそれほど困ったものでもなく、少し落胆するほどでした。

いい曲だったから。

「メンヘラ」か…なんと虚しい言葉遣い。
この状態にある人間を、ミオヤマザキさんは現実に知っているのだなと思ったのです。

これまで頻繁に遭遇してきた

歌詞の内容は、歌い手の女性が声高に自分のわがままを願望の赴くままに、周囲の都合も考えずわめき散らすような内容でした。

だから、的確な描写だと思ったのです。

現実のメンタルヘルスの病にかかっている人にも、追い詰められるとこういう状態になる人がいて、たまにそういう現場を目にします。

だから、私はこういう歌詞に少し慣れてしまっているのです。
自分がこうしたい、他人にこうあって欲しいといった自分の都合は100%主張するけど、少なくともそのために自分は何をすべきか、どういった役割を担うべきなのかについての思考には一切至らない人物の特徴が、的確に描かれています。

普段はこうじゃない人の方が多い

メンヘラ… 精神障害者のことを世間はこう呼ぶのでしょうかね…。
しかし、あえてこの用語を選んでくれたミオヤマザキには感謝します。

包み隠さず、現実をむき出しにしてくれて、とても爽快でした。
ただし、メンヘラに該当する人々の大半は普段の生活の中で、この状態には該当しません。

こういう時期もあったという人はいるとは思いますが、通常、いつもこの歌詞の内容どおりの人間でいることは稀でしょう。

そして、知人や友人にこのようなヒステリーをぶつけるのは、社会人として間違いです。親しい仲でもだめです。ただの甘えだから。

自分がどれだけ苦しかろうと、他人には関係のないことです。
精神障害者だから、という言い訳は通用しません。

自分の苦しさを「分かって」「分かって」などと他人に自己都合を受け入れてもらう権利なんて誰にもありません。受け入れる義務も他人にはありません。

だから、用語は何でもいいけどメンタルヘルスに障害のある人も、メンヘラでもなんでもいいけど、自分で自分の発言や行動を律する力を、現実社会に身を置き、厳しさに自らを晒すことで鍛えていかなければなりません。

通常の大人は、全員そうやって社会人として鍛えてきているのだから。
権利も平等なら義務も平等に果たす気概を持つべきです。

同じように活躍したいなら同じ条件で鍛える苦しさを乗り越えていかなきゃ「フェア」じゃないでしょう。そこから逃げるから、いつまでも同じ土俵に立たせてもらえないのではないでしょうか。