広島東洋カープで4番、5番とクリーンナップを務め、セ・リーグ2連覇に貢献した「松山竜平」選手の自主トレーニングを取材させてもらうため1月16日、取材班3人で鹿児島県大崎町へ行きました。
松山竜平選手を紹介します。
松山選手は鹿児島県大崎町出身で、現在32歳。鹿屋中央高校卒業後、九州国際大学に進学。2007年に広島東洋カープからドラフト4位で指名され、2008年に広島東洋カープに入団。守備では内野手と外野手を努め、バッターも4番、5番をというクリーンナップを任せられ、大活躍!!
松山選手に取材させてもらいました。
松山選手は午前中、体育館でバドミントンをして汗を流しているとのことで、体育館へ向かいました。
外から「よっしゃー!!」とか「あー!」という悔しそうな声などが聞こえてきて、初取材の僕はどんどん緊張してきました。
中に入ると、トレーニングウェア姿の松山選手と後輩の土生翔平選手、関係者の方、合計6人いらっしゃいました。
しばらくバドミントンをしている様子を見学させていただきました。
あの松山選手が目の前にいる…。今までほとんどテレビでしか見れなかったプロ野球選手。
年に1〜2回、プロ野球観戦には行くけど、スタンドからなので近くで見れる機会はありませんでした。
プロ野球選手でカープの4番バッターを務める松山選手と会うことができる日がくるなんて、思いもしなかったです。
しばらくしてから、松山選手がバトミントンを休憩されたので、同僚に声をかけてもらい、体育館の中にあるロビーまで案内してもらい、お話を聞かせていただきました。
取材、質問内容
僕が松山選手に質問した内容は、
・「ホームランを打つときの松山選手が好きで、よくテレビや動画などでホームランのシーンをたくさん観ているのですが、内角のボールを引っ張ってスタンドまで飛ばすパワー、そして、2016年の日本シリーズ第1戦、日本ハムファイターズの大谷翔平選手から打ったホームランが凄かったです!」
質問というか、ほぼ僕の感想でした。松山選手も、
「ありがとうございます。」
と答えてくださいました。同行した取材班からは、
「質問じゃないじゃん!」
と笑いながらツッコまれ、その瞬間、僕は頭が真っ白になってしまいました。松山選手にも失礼だったかな?と汗びっしょりでした。
広島東洋カープは、4番に若手で成長している鈴木誠也選手やエルドレッド選手、バティスタ選手、丸選手、天谷選手など、外野のレギュラーポジションを争うライバルの選手たちがたくさんいます。
その中で、松山選手も怪我なく、1年間ずっとレギュラーの座を奪えるように頑張っています。
同僚が「今年の目標を聞かせてください」と質問すると、
松山選手は「100打点です」と答えてくださいました。
2017年シーズンは120試合に出場し、打率.326、ホームラン14本、打点77本の記録を残しました。打点は昨シーズンに最高成績を記録。後半戦の途中からは松山選手が4番バッターを努め、 広島東洋カープの2連覇に貢献しました。
最後に僕は松山選手本人に、これだけは絶対聞いてみたかった質問をしました。
「どのピッチャーから打ったホームランが、一番印象に残っていますか?」
松山選手は、
「中日ドラゴンズの岩瀬選手から打ったホームランですね」と答えてくださいました。
凄い!岩瀬選手は404個と、歴代最高セーブ数を記録している抑えの名投手です。
最後には握手までさせていただき、松山選手には感謝の気持ちでいっぱいになりました。
貴重な時間を本当にありがとうございました。
午後はグラウンドで、バッティング練習やキャッチボールを見学
12時前にバドミントンを終えて、松山選手は午後にグラウンドでバッティング練習をするとのことで、一緒に見せていただくことができました。
間近でプロ野球選手の練習風景が見れるなんて、こんな光栄なことはありません。
最初に松山選手と僕と同僚の3人で記念撮影をしていただきました。松山選手、本当にありがとうございます。
この写真は、僕の一生の宝物です!
まず、松山選手と土生選手が近い距離でキャッチボールを始めて、徐々に土生選手が遠くに離れていき、最後にはホームから外野ぐらいまでの位置まで行き、キャッチボールをしました。
松山選手と土生選手の投げるボールは、伸びが凄くて、上空に投げてボールがグローブに収まる瞬間、ギュン!とスピードが早くなったように見えました。
グローブでボールをキャッチした音も、実際生で聞くと「バシ!」っという音がして、テレビで観るのとは迫力が違いました。
僕がもしキャッチしたら、多分ボールを取れないと思うし、取れたとしても手が痛くなると思います。
「凄い!」
と思いながらずっと僕はそのキャッチボール風景を時間を忘れるぐらい見学していました。
次にピッチャーがマウンドに立ち、土生選手がまずバッティング練習を行いました。
打った時の音が、また「カーン!」といい音なのです!
そして次に松山選手がバッターボックスに立ち、僕はバックネット裏に立って、バッティングを見学させていただきました。
詰まったような打球でも、グングンと外野まで飛んで、ホームランのような打球をバンバン打つ松山選手の打撃練習に、野球好きの僕はしばらく動かず見とれていました。
心の中で、
「今、プロのバッティングを間近で見てるんだ。嬉しい!」
と、感動していました。
約1時間ほどバッティング練習を見学させていただいて、松山選手、土生選手、スタッフ関係者の皆さん、本当にありがとうございました!
広島東洋カープセ・リーグ3連覇、そして34年ぶりの日本一を目指して頑張ってください!