まだまだ寒い日が続いているが、この季節「天然パーマ(天パ)」の皆様は湿気の多い梅雨や夏場に比べれば起床時の情緒はわりと安定傾向なのではないだろうか。
とはいえ、ガチな天パの人は季節問わず始終その天パに悩まされ日々を過ごしているのも事実。前述した情緒が比較的安定傾向にある方々は「ガチな天然パーマ」ではなく所謂「くせっ毛」というヤツかもしれない。
「天然パーマを生かした髪型にすればいいじゃん!」とこれまでの人生幾度となく言われ続け苦しんできた天パに悩む人は、きっと私だけではないはず。
そこで、近年「天パ界(?)」で話題になっているヘアアイロンとブラシを融合させた、ありそうでなかった【ストレートアイロンブラシ】の使い方と永遠のテーマである【本当に天パは活かせるのか?】という目を伏せていた問題を突如検証してみたい。
ちなみにストレートアイロンブラシは熱を持ったブラシ(櫛)で、髪を梳かす事で従来のアイロンよりもより自然な仕上がりのストレートになると今注目の美容ヘアケア用品だ。
そもそも「くせ毛と天パ」に違いはある?私はどっち?
くせ毛と天然パーマにそもそも違いはあるのだろうか?イマイチ基準が曖昧で、なんとなく天然パーマのほうが強烈な印象を受ける。そして世のストレートヘアーの方々はどうやら勘違いをしている人が多いようなので、天パを代表しこの場を借りて物申したい。
「あたなの悩んでいるその外ハネは天パでもくせっ毛でもないぞ!(たぶん)」
そう。本当に天パな髪質で悩んでいる人は、まず以下の3種類のいずれかが当てはまる・もしくは複合している・もしくは全部当てはまる!と心得えていただきたい(切実)。
- 捻転毛(ねんてんもう)
らせん状・コイル状にねじれ、太さに均一感がないタイプ(扱いづらい!) - 縮毛(しゅくもう)
細かいねじれが特徴でチリチリと縮れたタイプ(汚く見える!) - 波状毛(はじょうもう)
波状にうねってカール。クセは対照でなくボリュームが出てバランスも悪くなる(一見扱いやすそうなのに強烈!)
一言で「天パ・くせっ毛」と言ってもこれだけ種類があり、さらに複合している事で本人にしかわからない切実な悩みが多いのだ…。
うねりが一部に出ている髪はくせ毛と呼ばれ、髪全体に出ている事を天然パーマと呼ぶ事が多いようだが、全体に出ている上にアシンメトリーなうねりを持つ私のような人もいるのだ(涙)
天然パーマを活かすヘアは本当にあるのか
— 赤と青と星の鼓動。 (@advent_higly) 2017年9月26日
美容院の「天パを活かす髪型」というのを信じられない
— もんちゃんwithラムさん (@houseingcal) 2017年8月29日
天パの嫌なところは天パを活かすカットをして、天パを活かすシャンプーコンディショナーを使い、天パを活かすブローをして、天パを活かすスタイリングをしないと天パが活きないところ
— しろたそ。 (@sirotan1003) 2017年2月18日
寝グセ直しや広がる髪も、いざ念願のサラサラヘアへ!
今回使用したのは、ストレートブラシ「Silking(シルキング)」。へアアイロンという類は熱を利用するため、たとえサラサラストレートになったとしてもどうしても髪が痛むのが悩みだ。Silkingは、マイナスイオン噴射口付きで髪に潤いを与えながらストレートが実現できるという事で、ぶっちゃけ「従来のアイロンほど髪に悪くはないだろう」という程度でナメきっていた。
結論、最近のヘアケア用品はすごい。この通り。ツヤが出現…!
80℃から230℃まで調節可能なのはまぁ「当然」の事。やけど防止の耐熱手袋が付いているという点は、一見そんなに危険なのか?とちょっと心配になったが、使用しなくても全く問題なし。個人的に便利な点は、急速加熱が可能な事と、ブラシで髪を梳かすだけでストレートになる上にマイナスイオンでツヤも出るという点。とにかく面倒くさがりな私にとってはラクなのが一番。
天然パーマの強いほうである私でも、朝ブラッシングをして夕方以降もストレートが持続!もともとそこまでクセの強くない方は、寝グセや広がる髪ももっと楽にお手入れ可能なはず。ここ最近は朝のブラッシングではなく夜寝る前にお手入れする事で朝時間を有効に利用している。
- ブラシなので自然なストレート(まっすぐになりすぎない)。
- ボサボサの髪を帽子でごまかす事が少なくなった。
- コスパがいい!→定期的な美容室代(縮毛矯正)が不要。
- ブラシでのブローが難しい人でも簡単!
個人的なおすすめポイントは上記のようなかんじ。という事で、天パは活かす事ができた。
欲を言えばもう少し小さいサイズでコードレスになるともっといいかも!とも感じるが、コードが360度回転するのでドライヤーにありがちなコードが絡む事がないのが地味に便利。
美容室はもちろん、今年は自宅でできるヘアケアに力を入れてみたい。