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丸岡いずみ夫妻の代理母出産に歓喜の声!

テレビを見ていても、暗い話題ばかりで憂鬱になっていた今日この頃。
先日、丸岡いずみ夫妻代理母出産で、第1子を授かったと話題になっていました。
私も、丸岡夫妻が子供を抱いている写真を見て、とても微笑ましく嬉しい気持ちになりました。

代理母出産とは?

代理母出産とはどういうものなのか…聞いたことがある方も多いと思いますが、ざっくり言うと、女性が別の人に子供を引き渡す目的で妊娠・出産する事…代理出産とも言います。
また、その出産を行う女性を代理母、または養母出産と言うこともあります。

代理母出産には様々なケースがあり、代理母(ホストマザー)とは遺伝的に繋がりの無い受精卵を子宮に入れ、出産する Gestational Surrogacy(借り腹とも言います)・夫婦の受精卵を代理母の子宮に入れるケース・第三者から提供された卵子と夫の精子を体外受精し、その受精卵を代理母の子宮に入れるケース・第三者から提供された精子と妻の卵子を体外受精し、その受精卵を代理母の子宮に入れるケース・第三者から提供された精子と卵子を体外受精し、その受精卵を代理母の子宮に入れるケース・代理母が人工授精を行い出産する Traditional Surrogacy に加え、夫婦の受精卵を妻の親族(母・姉・妹など)の子宮に移す方法もあり、日本でも少数ながら実例もあります。

日本では代理母出産って出来るの?

日本では、代理出産が禁止されています。
では、子どもが欲しい人たちはどうしているのでしょうか?
海外に渡るという決断をする夫婦も増えてきているとのことです。最近、日本人の依頼が増えているのが、近くて医療技術も高いとされるタイ。日本人向けに代理出産を手がける業者が、ここ数年で急増したそうです。

代理母は、他人の体を借り、お腹で育て、産んでもらうもの。

しかし、代理母が妊娠、出産という身体的・精神的負担やリスクがあるのも事実で、こうした危険な行為だからこそ、他人ではなく家族や近親者に頼りたいと考えるケースもあります。
これは代理母自身にも家族の為にと言う理由があり、互いにトラブルなく上手くいくケースでもあります。しかし、これはある意味、家庭内での身体利用とも取られ、賛否両論あるのも事実です。

トラブルやリスクはないの?

以前、こんなケースがありました。

インターネット上で高い成功率をうたっていた仲介業者のHPをみつけた夫婦が、230万円もの大金を振込み、複数の受精卵を業者に渡しました。
数週間後、業者から代理母が妊娠しなかったと言うメールが届き、詳しい説明も納得のいく回答がなかっただけでなく、返金されるはずのお金は返ってこず、メールの返信もなかったそうです。

また、代理母を引き受けた女性は受精卵の移植後、毎月バンコクの病院で検査を受ける様、仲介業者から求められました。この女性は定期的に通っていましたが、妊娠5か月の時バスの中で急激な痛みに襲われ、出血し救急車で病院に搬送されます…そして、赤ちゃんを流産。

仲介業者とは、その後連絡が一切つかなくなり、報酬も一方的に打ち切られ、女性は今も流産の後遺症で下半身に痛みとしびれがあり、病院に通っているとのことです。

仲介業者からはその治療費も支払われていません。

日本の民法では「産んだ女性が母」と言う規定になっています。
かつて向井亜紀・高田延彦夫妻が海外で代理母出産した子を「自分の子」として出生届を出しましたが受理されず、東京家庭裁判所に提訴したと話題になったことがありました。
しかし結果としては「産んだ女性が母」と言う決まりは覆らず、夫妻の子は民法上、「特別養子関係の子」と言う扱いに…。

色んな意見や思いがある代理母出産
私は子宮がなかったり、長年不妊症や不育症に悩んでいる女性や高齢で妊娠しづらくなっている女性にとってはとてもいいと思います。

もし、代理母出産を考えられているご家族はきちんと納得いくまで話し合い、そして仲介業者もちゃんと調べて、可愛い子供を抱いて欲しい…個人的にはそう思います。

他にも養子を取ると言う考え方もあります。

なので、子供が欲しいけど出来ないと悩まれている方々に、今回の丸岡いずみ夫妻や向井亜紀夫婦の決断は、勇気づけてくれるニュースになったと思います。
日本でもこの代理母出産に関しての理解などがどんどん広まっていって欲しいと願うばかりです。
丸岡いずみ夫婦にはもっともっと幸せになって欲しいですね。

via:ウィキペディア

via:マイナビウーマン子育て

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