とても面白い取り組みを見つけました。
東京都府中市や、埼玉県志木市などが行っている「落ち葉銀行」というものです。
落ち葉をポイント換算し、溜まったポイントで日用消耗品などに交換できるというエコな取り組みについて、詳しく見ていきます。
これ、以前から考えていました。スゴイね、志木市!東京でもしこれ始めたらみんな街路樹の落葉掃除始めるのでは?台風後の吹き溜まりポイントを知っています。>東京新聞:落ち葉など搬入で「預金」 志木市が県内初の試み:埼玉(TOKYO Web) https://t.co/9DlJmv4vww
— ニヒルな旅人 (@nihiru_tw) 2017年12月19日
これまでの落ち葉と言えば・・・
ひと昔前まで、落ち葉と言えば各家庭で集めたモノを燃やして、時折その中にさつまいもを入れて、焼き芋を作ったりなんていう光景をしばしば見ることがありました。
しかし、近年は煙による近隣地域の迷惑や、燃えた葉が火事の原因になるなどの問題もあり、この光景を見ることはほとんど無くなってしまいました。
現在は地域によって処分の仕方は様々ですが、大体の地域では「燃えるゴミ」として処分されることが多いようです。
しかし、そんなゴミとして処理されていた落ち葉を、堆肥化し土に還すことで資源の循環型社会を目指すための一環として始まったのが「落ち葉銀行」です。
落ち葉銀行の仕組み(※埼玉県志木市の場合)
埼玉県志木市は、一般家庭などで出た落ち葉や、せんてい枝を、市環境推進課へ事前連絡した後、市役所まで持ってきてもらい、45リットルのゴミ袋1つで1ポイントが「落ち葉通帳」に預金され、2ポイントためると、
・堆肥1kg
・志木のミネラルウォーター「水輝(みずき)」1本
・トイレットペーパー3個
・ゴーヤの苗木1本(季節限定)
の中から1つと交換できるシステムです。
ちなみに、通帳は同課に申請すれば交付されます。
集める側にも回収する側にもメリットがあるこの取り組み、少しずつ広がりをみせつつあるとのことで、自分の地域でも導入されないかと思うぐらいに興味深い「落ち葉銀行」。
少なくとも今回挙げた地域にお住いの方は、落ち葉舞い散る季節に、お得でエコなこの取り組みを知っておくと良いかもしれません。
「ちりも積もれば山となる」は正にこの事ではないでしょうか。
via:東京新聞:落ち葉など搬入で「預金」 志木市が県内初の試み:埼玉(TOKYO Web)
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