日頃、公共の場でたいていの人が使用しているトイレで何か困ったり、使用しづらかったりした経験がありませんか?
今回は、トランスジェンダー(性同一性障害)の方々におけるトイレ問題について記事を書かせて頂きたいと思います。
公共の場(お店や建物)では、多目的・男性用・女性用と3つのトイレがあります。トランスジェンダーの方々にとって、どちらのトイレを使用するか悩む日々です。
トイレに悩んで外出が出来なくて、家に閉じこもってる方も少なくないのが現実です。
私自身、トランスジェンダーでトイレ問題を抱えています。
外出する際は、診断書を携帯して、行く場所のトイレを確認して行動する日々です。
なんで、トイレの事で悩まないといけないのだろう?
安心して自然にトイレを使用出来る社会になればと思います。
こう言う、モラルの低い女装ほんと許せない。
性同一性障害にとっても、女性にとっても脅威。性同一性障害は外出時に多目的トイレ見つからなくって苦労してる。トイレって犯罪おきやすいから女性は警戒しないといけないし。
犯罪する気満々の女装ほんと消えて欲しい。 https://t.co/p1rvBzsi0w
— 輝かないけむくじゃら (@kmkjrcat) 2017年9月30日
私のトイレにおける経験
私は、実際、男性用トイレを使用した際にお店のスタッフに「女性はこちらですよ」、また、女性用トイレを使用た際にお店のスタッフに「声が男性だから不審者に間違えられるから男性用トイレを使用しなさい」と、指導された経験があります。
逆に、多目的トイレを使用すると、車椅子の方から冷たい視線を浴びたり、どこの障害なの?と問い詰められたり。
私自身、一人の女性として生きている以上は、多目的トイレを使用してトランスジェンダーとして分けられる事は、スッキリしないです。
ところで、実際に私は日頃どちらのトイレを使用しているかというと、お店や建物のスタッフとコミュニケーションをとって、普通に女性用トイレを使用させていただいてます。
断られたお店では、そこのトイレは使用しないようにしています。
同じトランスジェンダーでも、考え方は様々で十人十色で使用したいトイレも様々です。
多目的トイレに貼ってあったんだけど、こういうのって聞かれたら『人工肛門なんです』とか『性同一性障害なんです』とか言わないといけないの?人が往来する場所で?
もうこんなのGIDのトイレするところ無いよ… pic.twitter.com/Is8sYfb6Yp— ぱんにゃあ(p°ω°)p処女びっち求職中 (@pan_nyaa) 2017年10月19日
さぁ、共生社会へ
トイレは実際に個室でプライバシーが守られています。
だから、こちらのトイレを使用しなさいと指摘するのではなく、本人自身が安心してトイレを使用できる所を選択出来たら良いなと思います。
その為にも、トランスジェンダーも1人の人間と認識してもらい、人間同士コミュニケーションをはかることが大切で、トイレを快適に使用できる共生社会作りになるのではないか? と考えています。
性同一性障害のちょっとしたトイレ事情と僕のトイレ事情を語ってみました #はてなブログ
性同一性障害のおトイレ事情。FTMな僕は職場で少し困ってます(笑) – 性同一性障害がわちゃっとし…https://t.co/VBqiRCZNJE pic.twitter.com/GJNGyC5WiG— しば犬 (@afi_ykm) 2017年10月18日