最近、Twitter や LINE、Facebook などのSNSを中心に、インターネット上の登録事項に電話番号を入力しないといけない案件が増えてきたように感じます。個人的にどうもそれが怖いと感じてしまいます。
電話番号を入力する目的
サービスを提供する側の言い分としては、「本人確認」や「大量登録の防止」などの不正利用を防ぐために必要な手順として、電話番号を使った「SMS(ショートメッセージサービス)認証」を行うのだそうです。確かに、ちゃんとしたサービス機関へ登録する際、SMS認証できちんとサイト側からショートメールも届きます。しかし、近年の情報漏えい関連のニュースなどを見ていると、どうしても心配になってしまいます。
Facebook恐ろしい、新規登録時のSMS認証のためにケータイの電話番号渡しただけなのに、オレ自身すら忘れてるような昔の名前がたくさん出てくる。スマホアプリでログインが怖い。アドレス帳とかメールアドレスとかWebのURLとかまで渡すと詰む。
— らるる (@rarul) 2015年11月28日
また、このようにこちらの都合も考えずに友人知人を勝手に繋げたりするので本当に勘弁して欲しいです。(登録の際、それに関する可否のチェック項目があるのですが、それがまた分かりにくい・・・)
他にも公式なサービスになりすまし、SMS認証のコードを聞き出そうとする、詐欺行為なども横行しているようです。
基本中の基本。
【注意】 SMS認証番号を聞き出す詐欺にご注意くださいhttps://t.co/AwmGhfVIRo彼とは実際には一度も面識は無いのに、このタメ口ですw
LINE乗っ取りの新手口!電話番号を聞かれたら要注意https://t.co/eVMMo8T7OP https://t.co/4kM16vaYpY
— Yukio Miyamoto 宮本幸男 (@Meiste_Yukio) 2017年6月6日
電話番号登録を回避する方法は・・・?
回避方法を調べてみれば出てこないわけではないのですが、どれもイマイチ決定打に欠くものばかりです・・・
仕方のないことですが、今のところ必要なサービス登録時に、求めらたら電話番号を入力せざる得ないようです。せめてものセキュリティ対策として、GoogleがSMS認証の代替となる認証サービス「Googleプロンプト」という認証システムをテスト運用しています。今後、このシステム等の代替えとなる認証システムに期待したいところです。
しかし、現段階では割り切ってSMS認証を使わざるを得ないようです。
上記で紹介した新しい認証システムの開発に期待をしながら、自分自身で守れる個人情報の取扱いを把握しながら、楽しみましょう。
via:SMS認証はフィッシング詐欺に遭う可能性が高い!Googleが2要素認証でのSMS認証の代替として「Googleプロンプト」を使用するテストを実施へ
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