以前、ひふみよタイムズで「あなたは店員さんとお話しますか?1人にしてほしい派ですか??」という記事を書きました。この前、大型スーパーの中にある1件の服屋さんに気に入った服があったので、自分からあえて店員さんに話しかける覚悟で行ってみました。
【下記記事をご覧ください】
あなたは店員さんとお話しますか?1人にしてほしい派ですか??
ニコニコと笑顔で店員さんが近づいてきた
服屋の前でウロウロしていたら、お客さんが来るたびに…
「いらっしゃいませ〜、ゆっくり服をご覧なってくださーい!」
と店員さんが声を出していました。
欲しい服の前で立ち止まり、手にすると店員さんからはもうロックオン!ニコニコと笑顔で女性店員さんが近づいてきて…
店員:「お気に入りがありましたか?」
と声をかけられました。ここはもう店員さんと話すのを覚悟でいき、
僕:「そうですね、このパーカーが気になっててですね…。Lサイズが欲しいんですけど。それに同じ種類の服で色もたくさんあるし、悩んじゃってますね(笑)」
と僕も笑顔で答えました。
ここから店員さんはお客さんへのコミュニケーション力を発揮してきます。
店員:「もう、お客様が選んだ服は大変人気でして、もうLサイズが売り切れちゃったんですよ〜。申し訳ありませんが、今はSサイズとMサイズしかなくてですね…」
僕:「あーそうなんですね。最近、僕ネットで服を買うことが多いんですよ。ネットは試着ができないじゃないですか?それにデザインもカッコイイのがたくさんあるし。しかもサイズが合わない服もあって、商品が届いても一度も着ない服が何着もあって(笑)」
店員:「あー、それ分かります。私もあるんですよ〜、着ない服がたくさん部屋にハンガーにかけて飾ってあって。ネットもサイズは書いてあるけどメーカーさんによってサイズも違いますからね〜」
と僕の意見を肯定します。当たり前ですが店員さんはお客さんの意見に合わせることが大事なんですね。
だんだんとお互いタメ口に近い口調になっていった
こうやって店員さんと話していくうちに、だんだんと友達口調にもなっていったんです。
店員:「お客様って結構体型もスリムだからMサイズでもいいんじゃないかな〜っと思ったんだけどな(笑)」
僕:「えー、これでも太ったんっすよ。5キロぐらいは…」
というような感じで語尾に「(です)(ます)」がなくなりました。そこから店員さんから買う予定のなかった他のパーカーもしれっと持ってきており、
店員:「こんな感じのパーカーもお客様に似合うと思いますね〜」
と差し出してきました。この服を手にしたときがもう僕の負けです。
少しずつ店内も混んできたために、その店員さんも…
「お客様、ちょっとお待ちくださいね」
と他のお客さんのレジ対応に行きました。その間に店員が持ってきてくれた服がだんだんと…
「このパーカーもいいなぁ〜」
となってきてしまい、一応そのお店の他の店員さんに…
「この服、試着してもいいですか?」
と言っちゃいました。…っとここで服屋でのマナーを1つ。試着する時は必ず店員に「試着すること」を伝えましょう。場合によっては万引きなどと間違われることもあるのだそうです。
結局2着買ってしまった…(汗)
戻ってきた女性店員さんが、
店員:「どうですか?この服。生地も手触りがいいんですよ〜」
と聞いてきて、
僕:「着てみたいけど、さっきも言ったように一度も着ないこともあるんでね〜、うーん」
その服の値段は2,990円+税とタグに表記してありました。
僕:「このように3,000円近い服って古着屋で売っても数百円か数十円じゃないですか〜」
店員:「ですよね〜、服の価値が分かってない!」
と意見を合わせてきます。とこんな感じで時間が過ぎてしまい…
僕:「もう店員さんのコミュ力に負けましたよ(笑)この2着買います、ありがとうございます」
という感じで買う予定のなかった服まで買っちゃってしまったのです。
店員さんも仕事です。お客さんに服を買ってもらうためにたくさん話しかけ、笑顔を作り、コミュニケーションをとるのです。接客が本当に上手だな〜と改めて思いました。僕も断る勇気も必要だったかもしれませんが、今回店員さんとの話し方でズルズル引き込まれた僕の完敗でした(汗)