第2回目です。10月も後半、やって来そうでなかなか来ない冬を足音を尻目に、今回もいろんなジャンルの「しんみり」する名曲を紹介します。

【前回記事】
秋に聴きたい、しんみりする名曲たち。①

スチャダラパー – MR.オータム

夏になれば聴きたくなるスチャダラパーの曲と言えば「サマージャム95」ですが、秋にもそんな曲があります。タイトルもそのまんま。シンプルでどこか物悲しげなピアノのトラックビートに乗せて、やってくる秋にワクワクするような、しんみりするような、そんな秋を歌う名曲です。個人的に毎年必ずこの時期に聴く1曲です。

NUMBER GIRL – IGGY POP FAN CLUB

福岡県出身の4人組のロックバンド(現在は解散)、初期の名曲でライブでもお馴染みの1曲でした。自分の部屋で女の子と一緒に聴いた曲を「変な歌だね」と言われたことを、その曲を聴くたびに思い出すという、随分甘酸っぱい歌詞を歌い叫び、切り裂くような轟音と哀愁漂うメロディがこの時期にピッタリです。私はこの曲を聴くと、このバンドを教えてくれた友人のことを思い出します。

Oscar Peterson – You look good to me

カナダ出身のジャズピアニスト、オスカー・ピーターソンの代表作「We Get Requests」からの1曲ですが、こちらの映像は2005年当時、晩年の演奏です。かつて「鍵盤の帝王」と呼ばれ、そのミスタッチの少ない正確かつ超絶技巧な演奏と、明快なメロディが特徴でしたが、晩年は年齢や病気などの兼ね合いもあり、非常にシンプルな演奏と、哀愁漂うメロディがなんともしんみりとしてしまう名演です。若い頃のエネルギッシュな演奏も素晴らしいですが、晩年の彼にしか出せない味わい深い名演です。

ちなみにオリジナル音源はこちらです。この頃の跳ねるようなピアノサウンドも必聴です。