昨夜、また私の携帯に届きました。そう、スパムメールです。皆さんもスパムメールで頭を抱えた経験があると思いますが、ところでスパムメールの語源って知ってますか?
スパムメールのスパム
「スパムメール」の「スパム」、これはランチョンミートの缶詰で、アメリカのホーメルフーズ社の商標登録商品です。元々は「Hormel Spiced Ham」という名前だったのですが、名前のインパクトが弱く売上が落ち始めてきた1930年代に新たな名前の公募を行い現在の「SPAM(スパム)」となりました。本国アメリカの軍用食に採用され、米軍がヨーロッパやアジアに進出したことで世界中に広まりました。ここ日本でも、沖縄ではお馴染みの食材で、最近ではどこのスーパーでも見かけるようになりつつあります。さあ、スパムが何なのかは分かりました。ではその「スパムメール」の語源はどこからやってきたのか?それはある有名なコントがきっかけなのです。
語源となった有名なコント
1969年〜1974年までイギリスの国営放送BBCで放送されていた「Monty Python’s Flying Circus(空飛ぶモンティ・パイソン)」内で放送され、彼らの代表作のひとつである「スパム(スパムの多い大衆食堂)」という文字通りのコントから来ています。
朝食を食べに来た老夫婦がメニューを訪ねたところ、殆どのメニューにスパムが添えられた料理を無理矢理すすめられ、何故か隣で食事をしていたバイキングが「♪スパムスパムスパム」と歌い出すという内容のモノで、当時イギリスのテレビやラジオで放送されていたスパムのCMがスパムの商品名を連呼する鬱陶しいモノでした。それをネタに出来たのがこのコントです。
最近では、アニメ「ガールズアンドパンツァー」のワンシーンでも、このコントを劇中の女の子達が完全再現するという一幕がありました。
ちなみに、この記事を見たところで皆さんのもとにスパムメールが無作為に飛んで来ることはないので、ご安心ください。
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