10月は高水準の平均工賃を達成していらっしゃる作業所HANA様(木更津市)を視察させていただき、翌日は参議院議員会館で行われた「障害者の権利に関する日本・韓国セッション公開シンポジウム」に参加させていただきました。そこで、2014年1月に我が国が批准した国連の障害者の権利に関する条約について学ばせて頂く機会を得ました。

この国連の障害者の権利に関する条約では、労働における「合理的配慮」が明確に謳われております。

 

合理的配慮

鹿児島に戻りまして、この条約批准に端をなす様々なアクションの中で行われている、厚生労働省のワークグループ等の資料を研究させて頂くと、私たち就労継続支援B型事業所は労働における「合理的配慮」を実現する一般就労と就労支援の間の汽水域として存在する障害福祉サービスであるという解釈に至りました。

その特性を活かして、私たちは時間や場所に囚われている労働環境の一般常識、すなわち一般就労がゴールであるという価値観を超え、障がいや難病を抱えていたとしても「働きたい」という想いをお持ちの方であれば、その想いに応え、自己実現をサポートする機能を果たさなければならないという使命をあらためて強く認識しました。

そこで、思考を重ねひふみよベース紫原では11月1日より在宅就労を開始しました。

鹿児島 障害者 在宅就労

この在宅による就労支援は平成24年より、就労継続支援事業A型およびB型において、平成27年より就労移行支援で制度化されております。

これはITの飛躍的な進化により様々なワークスタイルや仕事が生まれたことで可能になったと考えるべきで、私たち「ひふみよベース紫原」のCWSチームの仕事とのマッチング性が非常に高いとの判断です。

在宅就労はまだまだ事例の少ない制度ですが、私たちは障がいや難病のある方の在宅就労の機会を、ITを通じた仕事で創出し、当事者の方々にとっての希望になれますよう、この分野を力強く推し進めていく所存です。

 

※ひふみよベース紫原の【在宅就労】は…

外出が困難で、日常的な通所が難しいと市町村が利用を認めた場合に限ります。在宅就労では週に1回はひふみよベースのスタッフがご自宅に訪問するほか、月に1回は通所していただく必要があります。