「ボッチャ」は、ヨーロッパを発祥とする、重度脳性麻痺、四肢重度機能障害のある方を対象として考案されたパラスポーツで、パラリンピックの正式種目です。
現在は、障害の有無を問わず世界中で楽しまれるユニバーサル・スポーツとしてその地位を定着させつつあります。
ジャックボールと呼ばれる白い球に、赤青それぞれ6球ずつのボールをどれだけ近付けることが出来るかを競うスポーツです。競技は、男女の区別なく1対1の個人戦、2対2のペア戦、3対3の団体戦で行われます。
まずは、動画で競技の説明を御覧ください。
カーリングとの共通性
氷上で行われる競技に「カーリング」があります。ボールまたはパックを目標に近付ける競技という点で似ており、ボッチャのイメージを助けてくれるのではないでしょうか。
障害の種類や程度によりボールを投げられない人も、ランプと呼ばれる勾配具を使用し、自分の意思を介助者に伝えることができれば競技に参加できます。
障害の程度はBC1からBC4の4クラスに分けられ、勾配具やアシスタントの使用など、各クラスごとに許可されるプレー方法が異なっています。
【オリンピック五輪】東京パラへ向け、ボッチャ合宿 – 読売新聞 https://t.co/UN40xE9a46
— オリンピックまとめ (@ibg51lzg) August 17, 2017
競技の戦略
ボールをジャックボール近くに投げるだけでなく、相手のボールを邪魔するために自分のボールで壁を作ったり、自分または相手のボールに当てて位置を変えたりするなど、戦略にはさまざまなものがあります。
最終的にジャックボールに最も近い色のボールの選手(チーム)が、相手側の最も近いボールの位置までの自分のボール総数を数え、その数が勝者の得点となります。
いまや、障害者のためのスポーツの域を超えて愛される「ボッチャ」。
2020年には東京でパラリンピックが開催されます。
日本は前大会でメダルラッシュを実現しています。
高度な駆け引きが行われるパラアスリートによる試合が、今から楽しみですね。
□ 千葉にオリンピック・パラリンピックがやってくる!
イオンモール幕張新都心にて
2020に向けたイベントが開催され
私も参加してきました✨ボッチャはジャングルポケットさんの進行で、終始笑いが絶えず楽しかった〜😂
半年ぶりにパラテコンドーの伊藤力選手にもお会いできて感動💓 pic.twitter.com/SCZI0ZZuqc
— kaori (@hf_miss2015_en5) August 13, 2017
via:一般社団法人日本ボッチャ協会
http://www.jsad.or.jp/paralympic/sports/boccia.html
via:日本パラリンピック委員会