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2018.11.10:フリーペーパーVol.32発刊!

カルト映画「シベリア超特急」GYAOにて4作品が配信中。

※この記事は2017年7月25日に投稿されたものです。

かつて「金曜ロードショー」の映画解説などでもお馴染みの映画評論家、水野晴郎制作のスーパーサスペンス・アクションロマン映画「シベリア超特急」シリーズが、動画配信サイトGYAOにて、配信されました!

あらすじ

映画評論家の水野晴郎が、「監督・原作・脚本・製作・主題歌の作詞・主演」をこなす「シベリア超特急」シリーズ。
本作は第二次世界大戦中、満州国へ向かうシベリア鉄道の道中で起こった殺人事件を、水野晴郎扮する日本陸軍大将「山下奉文」による名推理によって、事件を解決していくというもの。
劇中では、名作映画のオマージュシーンが多く取り入れており、映画ファンなら思わずニヤッとさせられるシーンもありながら、第二次世界大戦を体験した水野晴郎だからこそ伝えられる、反戦メッセージが込められています。

気になってしょうがない水野晴郎の棒読みセリフ

「シベリア超特急」全シリーズにおいて、どうしても気になってしまう事があります。
それは、水野晴郎の演技の下手さと、棒読みなセリフです。
「金曜ロードショー」での本編上映前と上映後の映画解説の時の饒舌さはどこへやら・・・
どの作品を観ても、彼の棒読みセリフがコレでもかと言わんばかりに耳へと流し込まれていきます。
周り役者の演技がちゃんとしていればちゃんとしているほど、彼の強烈な棒読みはより一層際立ちます。

何故か観れてしまう不思議な魅力のワケ

とにかく前項でも取り上げたように、ツッコミどころ存分に詰め込んだこのカルト映画。
普通ならば「駄作映画」扱いになりそうなところですが、不思議とちゃんと最後まで観ることができる「不思議な魅力を持ったカルト映画」なのです。

そのワケを個人的に幾つか挙げてみました。

  • もはやクセになる水野晴郎の演技。
    前項でも取り上げた、彼のある意味強烈な演技が、緊迫したシーンだろうがお構いなし飛び出してきます。
    その度にズッコケてしまいますが、コレが不思議と慣れてきてしまうと、この映画でしか成立(?)しないであろう、絶妙なバランスがクセになってしまいます。
  • 毎回登場する大物俳優・女優の演技の凄まじさ。
    「シベリア超特急」は、毎回必ず大物俳優(かたせ梨乃、三田佳子、長門裕之、宇津井健など)が、参加しています。
    水野晴郎を中心にツッコミどころがやたらと目立つ作品ということもあり、大物俳優たちの迫真の演技に、改めて感動してしまいます。
    個人的にお気に入りは「シベリア超特急2」より、本作に悪役的ポジションで出演した長門裕之の圧倒的演技に、思わずシビれてしまいました。
    それにしても毎作、どんな大物俳優達の迫真の演技が来ようとも、水野晴郎の異様な存在感は、水と油のように、全く消えることはありません。
  • 恒例のラストのどんでん返し。
    かつて、ブルース・ウィリス主演の「シックス・センス」が公開された当時、驚愕のラストシーンで話題になるました。
    しかし「シベリア超特急」はそれよりも前から、上映前に「ラストシーンは他の人に話さないように」というテロップを入れてから上映をしていました。
    そんなシリーズ恒例の、ラストのどんでん返しもこの映画の楽しみの1つです。
    なので、最後まで見逃せないのです。
  • とにかく水野晴郎の映画に対する愛情が溢れている。
    これが、この映画をちゃんと最後まで観れてしまう、要因のひとつではないかと個人的に思います。
    このシリーズを色々観て感じた事は、「水野晴郎の映画愛に溢れている」ということです。
    その「愛情」と「勢い」のままに制作し、出来上がったのがこの「シベリア超特急」なのでしょうか。
    しかし、そんな「愛情」一点突破で作った結果、普通の映画ではあり得ない奇妙なバランスと異様な存在感を放つ、カルト映画となってしまったのでしょう。

そんな不思議な魅力を持ったカルト映画「シベリア超特急」が、動画サイトGYAOで配信されています。(※2017年7月25日当時)
個人的に、この映画を観て
好きだけではどうにもならないこともある
好きであり続けることの大切さ」
など、いろんなことを学びました。
まさかこの映画で、こんなに考えさせられることになるとは、正直思いもしませんでした。

この不思議な魅力を秘めたこの映画、是非体験してみてください。

via:Wikipedia「シベリア超特急」