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2024/4/10:フリーペーパーvol.97発刊!

ドラゴンクエスト紹介 「勇者ロト伝説編」

ドラゴンクエストが発売されて30年以上が経ち、「ドラゴンクエストⅪ 過ぎ去りし時を求めて」が7月29日で発売されます。ドラゴンクエストⅪを購入される前に、今までのドラゴンクエストを振り返ってみましょう。

・目次

  1. 「ドラゴンクエスト」とは?
  2. ドラゴンクエストⅠ
  3. ドラゴンクエストⅡ
  4. ドラゴンクエストⅢ
  5. スーパーファミコン版との違い

 

「ドラゴンクエスト」とは?

ドラゴンクエストは1986年に発売された「ドラゴンクエストⅠ」というファミコンソフトから始まります。発売元はエニックスで開発はチュンソフト。ジャンルはロールプレイングゲームです。

プレイヤーが主人公となり、敵を倒すことによって主人公のレベルを上げたり敵から得たお金で強い装備品を購入したりシナリオを楽しみながら、最終的にラスボスを倒してエンディングを迎えるというゲームです。シリーズはⅠからⅪまであり、Ⅰ〜Ⅲは勇者ロト伝説編、Ⅳ〜Ⅵは天空編、Ⅶ〜Ⅺはオリジナルとなっています。

 

ドラゴンクエストⅠ

ドラゴンクエスト勇者ロト伝説シリーズ第1弾で、初めて発売されたドラゴンクエストです。Ⅰでは、他のシリーズには無い独特さがあります。

・他のシリーズにはない、独特の仕様

ドラゴンクエストⅠにはパーティは無く、主人公1人のみで冒険をします。他にも、キャラクターの向きは正面のみ・話す時は東西南北を選択・階段の昇降は「かいだん」コマンドを使う・装備品は購入すると自動的に装備される・洞窟内はたいまつが必要・鍵は1種類で使うと壊れてしまうなどがあります。

・情報

1986年5月27日にファミコンソフトとして発売。売上本数150万本。製作期間5ヶ月。脚本・堀井雄二。キャラクターデザイン・鳥山明。作曲・すぎやまこういち。

他のゲーム機:スーパーファミコン・ゲームボーイ・Wii・携帯機・パソコン。

・物語

はるか昔、この地アレフガルド国を支配していた大魔王ゾーマを勇者ロトが倒し、光の玉を使い暗黒の国に光をもたらす。それから100年後、長い平和が続いた世界が悪魔の化身竜王によって光の玉が闇に閉ざされ、再び魔物がはびこる暗黒の国へと変貌していった。

それを見かねたラダトーム城のアレフガルド国王:ラルス16世は、かつて大魔王ゾーマを倒した勇者ロトの血をひく主人公に、竜王を倒し光の玉を取り返すよう言い渡し、主人公は竜王討伐へと旅立つことになる。

街の人々の話によると、国王の娘のローラ姫がドラゴンによってさらわれたこと、かつて勇者ロトが装備していたロトの剣・ロトの鎧がこの世に存在すること、竜王の城がある島を渡るには「虹の雫」というアイテムが必要、とのことだった。

主人公は情報を頼りにローラ姫を救い出し、必要なアイテム「ロトの剣」「ロトの鎧」「虹の雫」を集め、竜王の城へと乗り込んだ。城の奥へと行き、玉座にいる竜王に戦いを挑んだ、竜王との激しい戦いの末、みごと打ち倒し、世界に平和をもたらした。

王から祝福を受けた主人公は国王の娘、ローラ姫と共に新たな国へと旅立つことになる。

・登場キャラクター

主人公

ロトの血を引く勇者。竜王を倒し光の玉を取り戻した後、ローラ姫と共に他の国へと旅立つ。

ローラ姫

アレフガルド国王の娘。竜王のしもべのドラゴンにさらわれる。後に主人公から助け出された時、恋心が生まれる。

アレフガルド国王

アレフガルド国を統治するラルス16世。娘のローラ姫がいる。

老人

竜王の城の島に橋をかけるためのアイテムを守っている3人の老人。

ガライ

はるか昔に活躍した吟遊詩人。ガライの墓に愛用した竪琴がある。

ゆきのふ

魔物によって壊滅されたドームドーラの街にあった武器屋の老人。自分の店にある木にロトの鎧を隠す。

竜王

光の玉を奪い、世界を闇に閉ざした魔物。ラダトーム城の海向かいにある竜王の城がを持っている。

 

ドラゴンクエストⅡ

ドラゴンクエスト勇者ロト伝説第2弾。前作の主人公の血を引く3人が力を合わせて悪の根源と戦い、世界に平和をもたらす物語です。

・今作の新仕様

初のパーティ制で、3人と冒険します。今作からダンジョンは明るい仕様に変更され、以降たいまつは存在しなくなります。「そうび」コマンドが登場し、好きな装備ができるようになりました。船が登場したことで、探索できる領域が広くなっています。お城や街の数・鍵・敵の数・アイテムや装備品の種類・魔法などが増えております。

・情報

1987年1月26日にファミコンソフトとして発売。売上本数241万本。脚本・堀井雄二。キャラクターデザイン・鳥山明。作曲・すぎやまこういち。

他のゲーム機種:スーパーファミコン・ゲームボーイ・Wii・携帯機・パソコン。

・物語

アレフガルド国から旅立ったローラ姫とロトの血を引いた勇者は、他の地で国を建国した。勇者とローラ姫の間で生まれた子供たちはそれぞれ3つに分かれ、各国にローレシア城・サマルトリア城・ムーンブルク城を建立した。

時が経ち、平和な世界に突如現れた大神官ハーゴンがロンダルキアの山に神殿を作り、魔物たちを集めたハーゴン軍団を率って世界を破滅させようとしていた。最初に狙われたムーンブルク城が崩壊し、ムーンブルクの王女は魔法で犬に変えられた。

奇跡ながら逃げ出したムーンブルク兵はローレシア城に向かい、ローレシア王に報告した。これを知った王は、主人公である息子のローレシア王子にサマルトリアの王子とムーンブルクの王女と共にハーゴンの討伐を命じた。

ローレシア王子はサマルトリア王子と合流し、犬にされたムーンブルク王女はラーの鏡にて元の姿へと戻され、ロトの血を受け継ぐ3人の王子と王女はハーゴンの討伐の旅へと出る。

街の人々から得た情報によると、「ロンダルキアの山に登るには(邪神の像)が必要」「ハーゴンのまやかしの術を打ち破るには、(ルビスの守り)が必要」ということだった。3人は幾多の困難を乗り越てそれらのアイテムを集め、ハーゴンの神殿へと向かう。

ハーゴンの神殿へとたどり着き、ハーゴンとの激しい戦いが始まる。戦いの末みごと撃ち落とすが、死ぬ寸前にハーゴンは自分の体を生贄にし「破壊神シドー」を召喚した。シドーはハーゴンよりもはるかに強かったが、激戦の末、破壊神シドーを打ち倒した。

世界は平和に戻り、王様から感激を受けエンディングへ・・・。これで勇者ロト伝説は終わりになる。

・登場キャラクター

ローレシア王子

ロトの血を引く1番目の主人公。魔法は使えないが、ほとんどの武器や防具を装備できる。父であるローレシア王から大神官ハーゴンの討伐を命じられた。

サマルトリア王子

ロトの血を引く2番目の主人公。力が無く、武器や防具をあまり装備できないが、魔法を使える。勇者になるために勇者の泉にて洗礼を受ける。

ムーンブルク王女

ロトの血を引く3番目の主人公。サマルトリア王子と同じで、装備品があまり無いが魔法を使える。ハーゴン軍団にて自分の城と父ムーンブルク王を亡くす。後に、魔法で犬に変えられることになる。

ドン・モハメ

雨露の糸と聖なる織機で熱いものを柔和する、水の羽衣を作ることができる。織れる者は世界に1人しかいない。

ラゴス

テパの街のだいじな「水門の鍵」を盗んだ盗賊。牢に入れたが、いなくなってしまった。

大神官ハーゴン

世界を支配するボス。ロンダルキアの山頂にハーゴン神殿を建立。多くの魔族を集めたハーゴン軍団ひ率い、世界を滅ぼそうとしている。

破壊神シドー

すべてを破壊尽くす破壊の神。大神官ハーゴンにて呼び出される。

 

ドラゴンクエストⅢ

勇者ロトシリーズの第3弾です。勇者ロトシリーズの最終章であるドラゴンクエストⅢでは勇者ロトの物語が描かれており、物語が進むほど勇者ロトの秘密がわかっていきます。

・本作の新仕様

前回までの復活の呪文から、「冒険の書」というすぐに続きができるセーブ機能を搭載しております。アイテムや魔法の種類が増えており、お金やアイテムを預けられる「預かり所」が追加されました。

他にも、戦士や僧侶などが選べる「職業」や、昼と夜の存在・空を行き来できる「不死鳥ラーミア」など、他にもいろいろ変更されています。

・情報

1988年2月10日発売。380万本。脚本・堀井雄二。キャラクターデザイン・鳥山明。作曲・すぎやまこういち。

他のゲーム機種:スーパーファミコン・ゲームボーイ・Wii・携帯機・パソコン。

・物語

ドラゴンクエストⅠの100年前、アレフガルド国の上にもう1つの世界があった頃の物語。

上の世界では魔王バラモスという魔物が支配していた。それを抑えるためにアリアハン国に住む勇者オルテガが、バラモス討伐の旅へ出ることになる。しかし、勇者オルテガが火口に落ちて死んだという噂が流れ、それを知ったオルテガの息子である主人公が3人の冒険者を率い、バラモス退治に出かけることになった。

移動手段である鳥ラーミアに乗り、バラモス城へと乗り込む。苦戦しながらも見事バラモスを退治したが、突如現れた大魔王ゾーマにが下界のアレフガルドを支配してしまった。主人公は神の使いからゾーマ戦に有効な光の玉を譲り受け、下の世界へと旅立つ。

下界へ行った主人公はゾーマの城のある島に渡るためのアイテムを集め、ゾーマの城へと突入した。ゾーマのいる部屋へとたどり着くと、主人公はさっそく光の玉を使いゾーマにかかっていた闇の衣が剥ぎ取る。そのスキにゾーマに攻撃をしかけ、見事ゾーマを退治した。

主人公は光の玉を使い、暗黒の世界から再び光あふれる世界へと蘇らせた。それと同時に上界への道が閉ざされてしまい、主人公は元の世界へ帰れなくなってしまう。ラダトーム王は主人公に勇者の証である「ロト」の称号を与えた。主人公はこの世界にとどまり、ゾーマ城の大陸へと渡るアイテムを3人の賢者へ託す。

そして、100年後のドラゴンクエストⅠへと続く。

・登場キャラクター

主人公

ボスであるバラモスの討伐へと旅立った勇者オルテガの息子。今まで母と祖父と暮らしていたが、オルテガが火口に落ちて亡くなったという噂を聞き、13歳になった今日、雇った冒険者と共にバラモス討伐へと向かう。

オルテガ

家族を残してバラモス討伐へと旅立った勇者。息子の主人公がバラモス退治した後、下界で息子と会えることになるのだが・・・。

ルイーダ

アリアハン城下町内にある酒場の店主。主人公と共にする冒険者を提供してくれる。

ラーミア

オーブにて卵から産まれる不死鳥。主人公を乗せてどこへでも運んでくれる存在。勇者ロトの紋章のモチーフとなっている。

カンダタ

子分を引き連れた盗賊。悪行を働くことによって、主人公の邪魔な存在へとなる。

魔王バラモス

上界を支配するボス。主人公の父オルテガや主人公からターゲットされている魔物でもある。バラモスを倒すと世界が平和へとなるはずだが・・・。

大魔王ゾーマ

バラモス打倒後、下界を支配してしまうラスボス。光の玉が弱点。

 

スーパーファミコン版との違い

ファミコン版は容量が小さいため、オープニングや各イベントなど、いろんなシナリオなどがカットされています。それに比べスーパーファミコン版は、オープニングや追加シナリオ・おまけイベント・便利な機能などいろんな要素が追加されているのです。

グラフィックやサウンドが綺麗

ファミコン版をアレンジした、戦闘シーンの草原や森やダンジョンなどの背景・建物・フィールド・ダンジョン・空からの3D効果など、それぞれのシーンに合った極め細やかな美しいグラフィックやサウンドが楽しめます。

便利ボタンがある

ファミコン版は「はなす」や「しらべる」コマンドやアイテムを使って扉を開けていましたが、スーパーファミコン版では便利ボタン機能があり、ボタンを一回押すだけで話したり・調べたり・扉を開けたりすることができます。

店で売られている品物が安くなっている

ファミコン版のアイテムは高価で、なかなか購入できませんでしたが、スーパーファミコン版ではバランス良く修正され、スムーズに購入できるようになっております。

タンス・ツボ・井戸を調べられる

井戸やタンス・ツボが調べられるようになりました。タンスやツボを調べると、アイテムやお金を入手できたりします。井戸を調べると中へ入ることができ、アイテムがあったり、人がいる時にはお得な情報を聞けるかもしれません。

敵が若干弱くなっている

ファミコン版の敵の攻撃力やエンカウント率に、いろいろ泣かされた思いはありませんか?スーパーファミコン版は敵のパラメーターが弱く設定されいるので、プレイしやすくなっています。

復活の呪文がセーブ制になっている

ファミコン版のⅠとⅡには復活の呪文というゲームの続きをする機能で、呪文を打つ手間や呪文が合っていないなどいろいろ泣かされました。スーパーファミコン版では「冒険の書」というセーブ機能に変更され、冒険の書を選ぶとすぐに前回の続きからプレイできるようになっています。

その他にも職業の追加・移動速度が2倍などいろいろあります。

ドラゴンクエストⅠの変更点

キャラクターが常に正面を向いたままや東西南北で話す機能などが無くなり、代わりにいろんな方向を向いて話したり、階段を自動的に昇降・鍵を使って扉を開く、好きな装備品を着けることができる「装備」コマンドの追加など、他にもいろんな機能が変更され、使いやすくなっています。

ドラゴンクエストⅡの変更点

ハーゴン軍団がムーンブルク城を崩壊させるオープニングや、ベラヌールで1泊するとサマルトリア王子が呪わるイベントの追加など、他にもいろいろと変更されています。

ドラゴンクエストⅢの変更点

父オルテガが魔物と一緒に火口へ落ちるオープニングや、、スゴロク場ができるなど、多彩なイベントが追加されています。

他にも、すごろくの娯楽施設の追加や「盗賊」の職業追加・ちいさなメダルの追加など、いろんな要素が追加されています。

 

勇者ロト伝説編であるⅠⅡⅢは他のシリーズと比べて戦闘が中心という感覚があります。敵の強さで次のダンジョンがわかるかったり、ボスに近づくに連れ敵が強くなるので、レベルのバランスがとれていると思います。ストーリーも3作とつながっているので、「開発者ってすごいな」とフッと思ってしまいます。最近の家庭ゲームに勇者ロト伝説編がないので、switchやPS4などでリメイクされることを願っています。

via:Wikipedia「ドラゴンクエスト」

via:Wikipedia「ドラゴンクエストII 悪霊の神々」

via:Wikipedia「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」

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