5月6日京都で行われた「第9回 全国自主怪獣映画選手権 」にて、見事優勝を納めた作品「
ウルトラユウスケ」を遅ればせながら鑑賞しました。
全国自主怪獣映画選手権とは
映画監督、田口清隆主催で行われている自主制作怪獣映画とその担い手を発掘するプロジェクトです。これまでに9回行われており、今回の京都NIGHTにて見事優勝した作品が今回取り上げる「ウルトラユウスケ」なのです。
【開催決定】
遂に、『第9回 全国自主怪獣映画選手権〈京都大会NIGHT〉』の開催が正式決定いたしました。会場は特撮ファンにはお馴染み・「京都みなみ会館」さん。選手権初の映画館での開催&オールナイト上映となります!!更に日中にもトークイベントを開催。一日自主怪獣尽くしの宴再び!! pic.twitter.com/k6vV61wkEF— 全国自主怪獣映画選手権 (@AKMcontest_info) April 18, 2017
優勝作品「ウルトラユウスケ」
“あらすじ”
ひょんな事から50mに巨大化してしまった特撮オタクの大学生「高山雄介」が、地球侵略を企むアグレッサー星人と戦うことに!果たした雄介は地球の平和を守ることが出来るのか!?
当日上映された本編の映像はYoutubeで観ることができます。
“実際に観てみて・・・”
「もしも自分がヒーローになれたら・・・」がひょんな事から叶ってしまったもののただ巨大化しただけの特撮オタクの大学生がアグレッサー星人に突っ込むその姿は、普通のヒーロー像から考えれば最高にダサいのですが、その不器用ながらもみんなを守ろうと奮闘する姿がかっこよく見えてしまいました。「ウルトラユウスケ」の人間臭い部分に思わずグッと来てしまいました。残念ながら特撮にあまり詳しくないので作品中に散りばめられている色んな作品のオマージュ、撮影方法等があまり分からなかったので、特撮に詳しい方はその辺にも注目しながら観ると、制作側の「特撮に対する愛情」を受け取りながら、より楽しめるのではないかと思います。また随所に表現の工夫が面白く、ウルトラユウスケがアグレッサー星人にマウントをとられ相手の光線で頭を撃ち抜かれようとする大ピンチのシーンでは「もしこの光線で頭を撃ち抜かれてしまったら・・・」というイメージ映像は個人的にお気に入りです。
映画と合わせて音楽も!
この映画を最高に盛り上げてくれる音楽も聴きものです。個人的に思わずグッと来てしまったのも音楽の力もかなり大きいです。この作品で映画と同じぐらいの熱量を放っている今作の主題歌、 The ムッシュビ♂ト(ザ ムッシュビート)作曲の「ウルトラなんだぜ」が映画にラストをバシっと締めくくってくれます。
そんなサウンドトラックが現在、インターネットレーベル「ポジティヴレコーズ」より配信されています。サウンドトラックは音楽単体で聴くと新たな発見があることがよくあるので、映画を観た方は改めてサウンドトラックを聴くことをおすすめします。
【キャスト】高山雄介:Yuusuke佐々山敦子:下村風香アグレッサー星人:赤楚周平アグレッサー星人の声:松尾諒【スタッフ】監督・特技監督・脚本:橋本 彗アクション監督:赤楚 周平撮影:真田 匡啓照明:ヤマグチ タクト録音:森田 泰年美術:奥野 智仁制作:知治 健仁音楽:堀本 陸助監督:中井 諒主題歌:Theムッシュビ♂ト『ウルトラなんだぜ』
最新情報を購読しよう!
就労継続支援・就労移行支援事業者様へ
HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。