※台風により被害に遭われた方に心からお見舞いとお悔やみを申し上げます。
うだるような暑さの8月も過ぎ、9月になりました。ようやく暑さも落ち着きつつ…ありますね!暑さも一段落と思ったのもつかの間、今度は台風襲来シーズンがやってきます。
ひふみよベース紫原のある鹿児島県は昔は「台風銀座」なんて言われていました。
今は、南国だけでなく日本全国が台風被害に遭う時代。災害に対してはできるだけ情報を集め、備えたいものです。残念ながら、今年も台風で大きな被害が日本中で出ています。被害に遭われた方に心からお見舞い申し上げます。
だからこそ、テレビの天気予報で「続いて台風の進路予想ですが……」と聞こえると、ついテレビに目を取られます。この時期、画面いっぱいに映る黄色と赤の二重円は、本当に不気味です。何ごともないよう、毎回、テレビに向かって願うばかりです。
幼い頃から見ていた「予報円と進路予想」。
台風の予報にある変化が起きてるのはご存知でしょうか?
8/27 18時での台風予報円と現状を重ねてみた。多少の時間のズレだけ、ほぼ一致。凄い予測精度。 pic.twitter.com/Etux8ZFA4b
— フォルテP (@URKlabo) August 29, 2016
2016年6月15日に気象庁は台風の中心が進むと予想される範囲を示す「予報円」を小さくすると発表済みです。
予報モデルの改良やひまわり8号の観測データの活用で精度が上がった。これにより、暴風警戒域を絞り込むことができる。今後発生する台風から適用する。
台風の進路予報に使われる円のあれは予報円と言いますが、円の中に台風の中心部が入る確率が70%で計算しているので、特に今回の台風10号のような複雑な動きをする台風はここから外れる確率も多分にあります。ちなみにひまわり8号で予報精度が上がったために円の半径は前より縮小しています。
— エビフライ (@kiruria281) August 29, 2016
なるほど!
台風の進路予報は、過去数年間のデータをもとに、進む方向や速度から設定。台風の中心が70%の確率で入ると予想される範囲を「予報円」で示し、最大で5日先まで進路を予測する。
新たな予報円はこれまでより半径が約20~40%小さくなる。アジア太平洋気象防災センターの室井ちあし所長は「視覚的に台風が接近する近さが分かりやすくなったので、防災対策に役立ててほしい」と話す。
それにしても、20〜40%も縮小、というのは、視覚的にスゴく小さく感じられるようになるのではないのでしょうか?しかし、予想が正確になればなるほど小さくなるわけで、進路にあたる地域では備えをすることができます。
特に最近は、今まで見たこともないような進路を辿る台風や、九州を通らずに東日本へ向かう台風など、変わった台風が目立つ気がします。今年も、思いがけない大災害を引き起こしています…。
それぞれの県や市町村では対策として防災マップなどを配布している場所もありますが、やはりイザとなった時に頼れるのは自らの判断になってきます。近所の危険箇所はどこか、どうやったらそこを避けて避難が出来るか、食料などは足りるか、常備薬はどのくらい用意しとけばいいのか、連絡先は……等など、考えることはたくさんあるのです。
自分でできる台風・大雨への備えまとめ.スマホ予備充電もあるとよさそう.お住まいの地域の最新の避難情報・気象情報のアクセス先は要確認です.備えあれば憂いなしです.最新の防災気象情報まとめ:https://t.co/68SFIbLwCz pic.twitter.com/7NzmdEQLBp
— 荒木健太郎 (@arakencloud) August 21, 2016
今日は学校の防災講習会に行ってきましたけど、避難しなければならなくなっても障がいのある人の避難する所は今のところないに等しいんだということがわかりました。うちの子が避難所に行ったところでパニックおこして万が一人を叩いたりしたらすみませんではすまなくなるし、自宅避難が懸命かなー。
— こけころ (@nasubinchan) November 11, 2015
少しずつでいいから、普段から考え、備えるべきものを備えていけば、きっとあなただけの防災準備と緊急マニュアルが完成するでしょう。特に、車いすユーザの私たちや障がいや難病を抱える方にとっては、自分なりの防災準備と緊急マニュアルが必要です。
あと障害を持ってる方の避難は声や手を出して一緒に動くといいと思います ろう者はラジオの情報が分からない、盲者は現場がどうなっているか分からない、身体障害者は一人で動くのに労力や時間がいる(自立を目指すため一人暮らしをしている身体障害者は大勢いる)、近隣住民と声を掛け合ってね
— きな (@ka93vv) April 14, 2016
技術の発達により、精度が上がる台風の進路予想。
これを活用し的確な予測と迅速な対応が取れるよう、日々学んでいくことが大切なのかもしれません。
http://www.asahi.com/articles/ASJ6H5RS5J6HUTIL04C.html
via:朝日新聞