子どもたちが思いっきり楽しんで描いた絵を見ると、こちらまでたくさんの元気を貰えそうな、そんな気までしてきます。それを眺めながらふと、小さいころ、もし自分で描いた絵が本当に動いたら……と想像した方はいらっしゃるでしょうか?
2016年7月上旬より、子供たちが描いた絵が自由に動き出す「おえかきアーティスト」というデジタルスケッチブックがメガハウスさんより発売されたようです。
「お絵かきボード」と呼ばれる絵を描いて消せるボード型の玩具は以前からあるが、これをデジタルにすることで描いた絵を保存したり、自由に動かしたり、写真を撮ってその上にいたずら書きをしたり、アニメーションを作ったりといった要素を盛り込んだ。希望小売価格は2万円だ。
おえかきアーティスト
これはおもちゃのレベル超えてます https://t.co/qKkrFQMx5d— サル☆ザル@制 (@maimi2009) July 4, 2016
聞いた話ですが、子供たちの自主性や個性を尊重するという事の元に、今、保育園ではおえかきは習わず、遊びとして子どもたちにお絵かきをさせるようになっています。
そんな折に、描いたイラストが自由に動き出したり、カメラを使って写真にお絵描きできる、お絵描きが好きになる工夫やひらがなの練習モードが入ってるこの「おえかきアーティスト」を通して絵を描いたり、文字を書いたりする事で自分の中にある感性のたまごを磨けたら、子どもたちもきっと楽しいのではと思います。
児童教育だけでなく、福祉の現場でも活躍しそうな予感です!
おえかきアーティストは、自由に絵が描ける「おえかきモード」のほかに、描いた絵を動かせる「動く絵モード」、絵を連続して描いて動かせる「パラパラアニメモード」、連続した写真を動かして実写アニメが作れる「パラパラ写真モード」、ひらがなをなぞって練習できる「もじなぞりモード」など10種類のモードがある。
画像引用:日経トレンディネット
なんだか私達大人まで夢中になってしまいそうなくらいに、様々な機能が搭載されています。
面白いことに、このディスプレイに付属のタッチペンを滑らせると、それに合わせて音がなるそうです。なぜその機能を付けたかについて、小林修司チーフが答えています。
開発したメガハウス コト創造プロジェクト 小林修司チーフは「音がすることはとても大事。お絵かきが苦手な子供は、白い紙を前にすると何も描けなくなってしまうことがある。ペンを動かす時に音がして、それだけでも楽しいと感じてもらうことで、苦手だったお絵かきを楽しめるようになる」という。
確かに、保育園時代、いや今この歳になっても、絵を描いてくださいと言われて、スラスラ描ける人と全く描けない人、両極端に分かれる気がします。子どもたちなら、お絵描きの楽しさ、文字の書き方、書いた文字を保存して後から見返す楽しみもあるこのおもちゃを通して色々なことをアーティスティックに楽しめ、そしてちゃっかりお勉強もできるでしょう。
最初は、物珍しさから始まるかもしれません。そして、だんだん使いこなすに連れて成長していけるのがこの「おえかきアーティスト」の特徴です。物事を捉える感受性は物心が着く幼い頃かもしれません。
そして、小さい頃のお絵描きや文字を保存しておけるこのおもちゃなら子供達の小さい頃の大事メモリーもmicroSDに。
子供の頃描いた絵がデジタルで残せる時代です。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/060600046/061000002/?P=2
via:日経トレンディネット