2017年4月1日、ブラインドサッカー界に新たな歴史が加わりました。
ブラインドサッカー女子日本代表誕生!!
JBSA(NPO法人 日本ブラインドサッカー協会)は、2014年から、女子選手の発掘、育成に取り組んできました。
監督に、ブラインドサッカー黎明期から関わる、初代男子日本代表GK 村上 重雄(むらかみ しげお)氏を招聘し、選手8名、スタッフ7名で、新たな一歩を踏み出します。
女子日本代表が誕生するまで
2001年に日本に上陸した、全盲の選手がプレーするブラインドサッカー。
これまで女子選手は、男子選手に混じってプレーをしていましたが、身体面、運動能力の違いから、女子選手が続けていくのはなかなか厳しい状況にありました。
ようやく2014年から女子日本代表を作るべく、選手の発掘、育成を始めます。
JBSAは、合計10回の女子選手のみの練習会を行い、2016年7月には、その中から選抜されたメンバーによる対外試合を、2017年1月には、女子日本代表育成合宿を開催、そして4月1日〜2日、ついに女子日本代表を招集して、初の強化合宿を行う運びとなりました。
初の女子選手だけの国際大会
5月2日(火)〜8日(月)、ウィーン(オーストリア)で、初の女子選手だけの国際大会、IBSA(国際視覚障害者スポーツ連盟) 女子ブラインドサッカートーナメント2017が開催されます。
パラリンピックや世界選手権などの世界大会で、女子のカテゴリーを作っていこうという機運が高まっており、国際競争力を高める狙いから、この大会が行われることになりました。
初代主将は、原 舞香(はら まいか)選手
ブラインドサッカー女子日本代表初代主将に選ばれたのは、原 舞香(はら まいか)選手です。
兵庫サムライスターズに所属し、
高校2年生からブラインドサッカーを始め、競技歴は約9年になります。
2015年に行われた日本選手権で、女子選手として初となる得点をあげるなど、闘志あふれるプレーが持ち味で、若さと明るさ、元気溢れる日本代表の先頭にたち、チームを牽引していきます。
ブラインドサッカー女子日本代表キャプテンに選ばれました。
みなさま、応援よろしくお願い致します。— 舞香 (@maika_saito) March 13, 2017
ブラインドサッカー女子日本代表の今後のスケジュールとしては、
4月22日(土)壮行会、
4月29日(土)〜30日(日)第2回目の強化合宿(帝京科学大学 4号館グラウンド:東京都足立区)、
そして、
5月2日(火)〜8日(月)IBSA女子ブラインドサッカートーナメント2017(オーストリア・ウィーン)本番を迎えます。
果たして、女子日本代表は、欧州・南米などの強豪チームを打ち破るだけの実力があるのか?
世界での現在の立ち位置は?
国際大会初ゴールは誰が決めるのか?など、
興味はつきません。
日本のブラインドサッカー界にとって、とても大切な歴史が1つ動き出します…。
藤田安澄 Official Blog
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「フットサル専門の指導者でありながら…なぜこの仕事を引き受けたか?それは大きな意味では2つの理由があります。」#burasaka— ヤっち☆ (@yacci1120) March 14, 2017
http://www.b-soccer.jp/10173/news/pr1703013jyoshidaihyo.html