春になりました。
入学、入社などで、新たな一歩を踏み出す方が多いと思います。
この季節は、気候は暖かくなり、ポジティヴな季節というイメージが先行しがちです。
しかし実際のところ、意外と気温が安定しなかったり、周りの環境の変化が著しい、などで心身的に不安定になりがちな季節という印象があります。
私もこの時期は、毎年体調とのらめっこしながら日々生きている気がします。
そんな意外と不安定になりやすいこの季節、個人的に聴きたくなる楽曲を選曲してみました。
ざっくり
Ry Cooder − The Dark End Of Streets
アメリカを代表するギタリストの一人、Ry Cooder(ライ・クーダー)の代表作「Boomer’s Story」(邦題「流れ者の物語」)からの1曲です。
オリジナルは、James Carr(ジェームス・カー)のカヴァーで、数多くのミュージシャンにカヴァーされた名曲です。
そんな楽曲をRy Cooderをギターを全面に押し出した哀愁漂うインストゥルメンタルにアレンジされた名カヴァーです。
※スライド・ギターの名手とも歌われた彼のギターが染み渡ります。
※スライド・ギター・・・ギター奏法の一種でスライドバーという棒を指にはめて弦にスライドさせながら弾く奏法です。ブルースなどで良く用いられる奏法です。
Miles Davis − My Funny Valentine
スタンダードなジャズの名曲でお馴染みの「My Funny Valentine」を、「ジャズの帝王」を呼ばれた伝説のジャズトランペッター、Miles Davis(マイルス・デイヴィス) がカヴァーしたモノを紹介します。
どこか怪しげでムード漂う、マイルスの独特な音色のトランペットも最高なのですが、個人的にこの曲で最もお気に入りなのは、Red Garland[(レッド・ガーランド)のピアノです。
イントロの物悲しいピアノを聴かせてくれるのですが、それがたまらなく好きなのです。
夜中になるとふと聴きたくなってしまう名曲です。
Corrosion of Conformity − Stare Too Long
アメリカはノースキャロライナ州出身のヘヴィメタルバンド Corrosion of Conformity (コロージョン・オブ・コンフォーミティ)。
アルバム「America’s Volume Dealer」に収録されたバラード曲を紹介します。
アメリカ南部地域特有グルーヴと、豪快なヘヴィサウンドを聴かせてくれる本来の姿とは対象的な、哀愁漂うブルースバラードでグッと来る名曲です。
泥臭いブルースサウンドとペッパーキーナンの渋いヴォーカルがシビレます。
Tom Waits − Tom Traubert’s Blues
「酔いどれ詩人」の異名を持つアメリカを代表するシンガーソングライター Tom Waits(トム・ウェイツ)。
アルバム「Small Change」から、彼の代表曲です。
自身のレコードセールスが伸び悩んでいる苦悩の時期に、イギリスに渡った際に作られた1曲。
酒焼けの唸るようなしゃがれ声は、弱ってる時に聴くと、涙が出てしまうほど心に染み渡る名曲です。
1度聴いてしまうといつもこんな状態になってしまうので、大好きな1曲なのですが、聴くタイミングを考えてしまいます。
via:一緒に歌える洋楽ブログ
via:TAP the POP 「身も心も疲れ果てて〜トム・ウェイツ27歳〜」
最新情報を購読しよう!
就労継続支援・就労移行支援事業者様へ
HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。