ファミリーマートでコンサートチケット使う用紙の発行に使う用紙、約3,200枚が納品先の3店舗から無くなり、偽装チケットが流通していたようです。
なぜ偽装チケットが流通するのか。
最近はチケット流通サイトが多く見られます。
以前、Twitterで『チケットが届いたので見てみたら偽装チケットが届いた。運営側に伝えても対処してもらえなかった。』とのツイートがたくさんの人に拡散されていました。
最近はこのようなことが多く、『最初は偽装チケットだと気づかず本物のチケットと見比べたら違った。』『なんかチケットがすごく薄い。コピー??』などいろいろなところで被害が起きているといいます。
なぜ偽装チケットが流通されるのか。私の考えですが、顔が見えない人とのやりとりだと直接会って受け渡しじゃないので(実際直接受け渡しもありますが)『チケット偽装したぐらいで騒がれない』などと考えているのではないでしょうか?
偽装チケットの他に転売チケットでのトラブルも
偽装チケットの他に転売チケットでのトラブルもあります。プレミアチケットなどは定価より倍の値段の高額で取引されます。プレミアチケットとなると手に入らなかった方がチケットを探して買うこともあります。本当は、定価以上の値段で購入となるとあまり好ましくないです。
実際、高額で売られていたチケットを購入し、ライブに行くとスタッフから肩を叩かれ『あなたが持っているチケットが転売されていましたので、無効シールを貼らせていただきます。』というトラブルも起きました。こういう高額転売問題が相次ぐ中で『私たちは音楽の未来の未来を奪うチケット高額転売に反対します。』という言葉が掲げられたホームページがあります。高額転売反対を賛同するアーティストがたくさん書かれています。アーティストにとっては高額転売は迷惑な行為なのだと思います。
高額転売をしている人はどんな気持ちで転売しているのか??
高額転売している人は、転売ヤーという人たちが買い占めたり、アーティストのファン自体が高額転売、高額購入していることもあります。
NHK『クローズアップ現代』では、あるアイドルのファン2人にインタビューをしました。ファンクラブの名義をたくさん作り、運良く当選したチケットは1枚13万で転売。ファンクラブに入っても当たるのは2〜3年に一回。
『行きたいならお金を出せばいい。行きたい気持ちをお金で表すことも大事だ。』と語っていました。そしてもう一人のアイドルファンだという17歳の女性は、これまでにチケットを高額転売して得たお金は総額50万円以上。みんなやってるから自分もしているんだそう。最近は多くの事務所で高額転売を防止するために顔認証システムが導入されていますが、機械での顔認証システムではなくスタッフが顔を確認するという感じです。しかし、やはりこれだけやっても高額転売は後を絶ちません。
ファンが事務局に違反チケット、偽装チケットを通報するとそのチケットは無効になると聞きました。今転売ヤーの売り上げは500億円ですが今後3年で800億円に増えると予想されています。
今ではチケット流通サイトやSNSがあるので偽装チケット、高額転売は今後どうにか防げないのかと思ってしまいます。
https://www.tenbai-no.jp
via:チケット転売問題
via:毎日新聞
via:カガクニュース隊
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3874/
via: NHK クローズアップ現代