突然ですが、あなたは「障がい者求人」という枠をご存知でしょうか。
これからの季節、就職・進学・移動などによる環境の変化に、期待や不安を抱える方も多いものですが、年度末を区切りに新たなチャレンジに向け「求人誌」とにらめっこ状態の方も多いかもしれません。その中には「障がい者求人」のみを探している人も多いものです。
高い能力を活かすべき「精神障害者」
今、精神障害者の雇用率が上昇し続けているといいます。
2018年度から新たにスタートする「精神障がい者の雇用義務化」に伴い、各企業が合同説明会を開催するなど企業側も精神障害をお持ちの方の受け入れ準備を行っています。
このような説明会の目的は、障がいのある方と企業側の相互理解を促すこと。実際に障がいを抱える方の姿が見えないというのは企業側にとってもとても不安なもので、雇用に積極的になれない場合も。逆に障がいを抱える方にとっても企業のことをよく知らなければ働くことに対する不安は大きいままです。
一概には言えませんが、精神障がい者の中にはもともと企業にとっての高いスキルを持つ人も多く、環境や労働時間など様々な要因によって障害を発症してしまったという人も少なくないと言います。
求人の掲載比率は圧倒的に「身体障がい > 精神障がい」?
このようなツイートを見つけました。
企業側の求人は「身体障がい」に限定しているところが多いといった内容や、体調により長時間は働けないというもの、そもそもの障害者雇用数が少ないといったものです。
働き方が多様化しつつある現代、これからの「障がい者求人」はどのように変化するのでしょうか。
https://twitter.com/sakura_adhd/status/821596205197258752
発達障害で脳内伝達物質やら脳神経回路が定型の人と少し違うらしく、月〜金、朝〜夕方までの仕事だとすぐ体調を崩す。今まで1番長く続いたのはシフト制の仕事。障害者枠雇用求人は、シフト制の仕事も少ない。
もっと雇用が多様化してくれないと、本当に健康な人しか働けないし、不健康な人は貧困に— クィア丸 (@Queer_maru) December 21, 2016
それにしてもほんっとうに栃木は障害者求人が少ない。
閲覧してこんなもんなんだから、登録しても紹介してもらえる求人はあるのか?— ひだまり (@hidamari_mo) January 1, 2017
障がいの種別問わず就職先のマッチングをしてくれたなら
障がい者手帳を持っている方の就職や転職を、人材紹介業で培ってきたノウハウで全面的にサポートしている会社が今注目されています。「ラルゴ高田馬場」。身体・精神・発達・知的など障がいの種別は問わず、その人に合った働き方が可能な企業の紹介・内定・入社までをサポートしてくれるとのこと。
まずは簡単なweb登録からできるということで、スマホやパソコンから就活を始める人が増えているといいます。
社会へ踏み出すことに対し、乗り越えなければならない課題や避けなければいけない壁、立ち向かうべき壁は個々で違います。そんな不安を抱える人にとってこのようなバックアップはとても心強そうです。
via:ラルゴ高田馬場
http://www.sankeibiz.jp/business/news/170124/prl1701241502120-n1.htm
via:Sankei Biz
http://blogos.com/article/155952/
via:BLOGOS