平成29年大相撲初場所で初優勝を飾った大関「稀勢の里」。番付編成会議、理事会を開いて「稀勢の里」を第72代横綱として昇進させることを決めました。30歳で遅咲きの日本人横綱の誕生です。
画像引用:日本相撲協会
<稀勢の里横綱!>髙安、淡路海(左)、足立(右)がつくった騎馬の上でポーズをとる稀勢の里。両端は稀勢の里のご両親。#sumo pic.twitter.com/oieJSspwrM
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) January 25, 2017
日本人の横綱は「若乃花」以来19年ぶり。そして日本人力士の不甲斐なさ。
現在の横綱は3人。「白鵬」「日馬富士」「鶴竜」、いずれもモンゴル出身の横綱です。あの「貴ノ花」「若乃花」の若貴ブーム、そして第66代横綱「若乃花」から19年ぶりというのもまたビックリでした。こんなにも年月がたったのか?と。
【速報】
稀勢の里、21世紀初となる
実に19年ぶりの日本人横綱が
誕生することが決定した<初優勝まで道のり>
初土俵から89場所目(4位)
新入幕から73場所目(2位)
大関昇進から31場所目(1位)
生まれてから30歳6か月で
優勝(5位)&横綱昇進
※()内は遅さの順位 pic.twitter.com/tkIvzPyCTC— びぃぜっとぉ (@bz30th) January 22, 2017
それまで国民の皆さんから「早く日本人の横綱誕生が見たい!!」との思いで現在大関である「稀勢の里」「琴奨菊」「豪栄道」に期待を膨らましていました。「琴奨菊」「豪栄道」は1回優勝して綱取りへのチャンスもありましたが、優勝した次の場所で不甲斐ない成績に終わり綱取りは厳しいものでした。
稀勢の里、豪栄道、高安、情け無し。
日本人力士の不甲斐なさは???何。
此処一番に弱さ〜〜😞⤵期待しても、期待しても?— @LonelyRyujiji (@non_nonaka) November 22, 2016
「稀勢の里」も優勝争いに何度も残れた場所もありましたが、しかし優勝にはあと1つで届きませんでした。今回初場所で優勝した「稀勢の里」が何故横綱に昇進できたのでしょうか?
「稀勢の里」が初優勝して横綱に昇進できた訳
初優勝してすぐに横綱に昇進も世間からは賛否両論も飛んでいました。「もう1場所の成績を見てからいいのではないか?」といった意見も多かったのです。
稀勢の里、横綱は早すぎー。日本人だからってまだ早いよ。だって初優勝だよ?
— みま (@mima_bb19) January 22, 2017
横綱に昇進するための条件にも「2場所連続優勝やそれに準ずる成績」というものがあります。「稀勢の里」は大関に昇進して約5年土俵で頑張りました。優勝できる勢いがあるものの詰めが甘く、「白鵬」などの強豪に敗れ優勝を逃していました。
しかし、優勝はできなかったものの1場所で12勝、13勝と好成績を残し、勝率も8割代という記録も出していたため、「安定感がある」との評価もあって横綱審議委員会や理事会の方から「横綱昇進させても大丈夫だろう」との意見が満場一致し、「稀勢の里」の横綱昇進を決めたのです。
稀勢の里横綱昇進はまだ早いっていう人いるけど、去年最多勝だし全日本力士選手権大会でも優勝してるし、なによりここ2年間の場所全部勝ち越しだからそれを踏まえて横審が横綱昇進と決めても否定しない。応援する #sumo
— じょっこ8:○ (@_jocco) January 22, 2017
2017年3月場所から17年ぶり4横綱の時代へ…。
3月の春場所から横綱「稀勢の里」として土俵に上がります。そして4人もの横綱が誕生するのも17年ぶり。あの「貴ノ花」「若乃花」「曙」「武蔵丸」が活躍した以来です。
横綱4人なんて聞いたことないぞ
って思って調べたら2000年の春場所以来なのね
曙,貴乃花,若乃花,武蔵丸の4人だったそう— ひきこもりしおん (@Zion_Minaduki) January 23, 2017
この時代は「若貴ブーム」と言われ、相撲人気は絶大なものでした。過去には相撲界も残念なニュースばかりで相撲人気は一気に下降した時期もありましたが、
- 力士の迫力ある取り組み
- イケメン力士で女性からも大人気の「遠藤」の存在
- 各地方の巡業中で力士と直接触れ合えるファンサービス
- 若い女性にも人気が高まり「相撲女子」が増えた
など大相撲は毎日が「満員札止め」の日が続いて大人気となっています。
のめり込み系「相撲女子」の 市川紗椰が初場所で注目する5人の力士(webスポルティーバ) – Yahoo!ニュース https://t.co/8iA0MKWI5C
— 橋居歩 (@spacefetus) January 22, 2017
そして4横綱になったことで「稀勢の里」への応援もさらにUPするし、取り組みも白熱すること間違いナシでしょう!!これからの相撲界はますます盛り上がるに違いありません。
「稀勢の里」の横綱への口上は「横綱の名に恥じぬよう、精進いたします」とシンプルで分かりやすい言葉でした。よく難しい四字熟語を使う横綱口上ですが、さすがそこは「稀勢の里」といったところでしょうか?(笑)
第72代横綱稀勢の里、伝達式口上で四字熟語は使わず「横綱の名に恥じぬよう精進」 https://t.co/2z5QIZTU8L #稀勢の里 pic.twitter.com/OIOiYU2n1Z
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 25, 2017
そして春場所からどんな相撲も見せてくれるのでしょうか?国民に愛される、そして好かれる大横綱になってほしい!!と相撲ファンは願っています!!頑張れ横綱「稀勢の里」!!
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170125/k10010852031000.html
via:NHK NEWS WEB
http://edelweiss.inside-ricefield.com/sumo/yokozuna_shoshin.html
via:THE PEZE
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017012500563&g=spo
via:JIJI.COM
https://matome.naver.jp/odai/2142237034124189601
via:NAVERまとめ